お金に困らない人の特徴!どうすればお金に余裕がある人になれるのか
お金に困っていない人というと、お金持ちを想像されるかもしれませんが、お金に困るか困らないかは、収入とは関係のないところがあります。
贅沢をしているつもりはなくても、収入が増えれば支出も増えていくからです。
お金に困らない人には特徴があり、その特徴を身につければ、お金の不安も少なくなってきます。
この記事では、お金に困らない人の特徴と、お金に余裕がある人の特徴をまとめてみました。
まずは、お金に困らない人の特徴を知ることが大切になります。
目次
お金に困らない人の特徴
お金に困らない人というのは、単に収入が多いだけではありません。
収入が多ければ使える金額も増え、自由に使っているように見えるところもあるでしょうが、基本的にはとても堅実なところがあります。
それは、
- 貯蓄の習慣がある
- 自己投資している
- 健康管理をしている
の3点です。
貯蓄の習慣がある
お金に困らない人の特徴として第一にあげられるのは、毎月の収入の中から一定の金額を貯蓄しているところです。
無駄な支出を減らし、収入の範囲内で生活しているとしても、貯蓄がなければ予期せぬ事態が起これば困ってしまいます。
しかし、毎月一定金額を定期預金のように自動的に積み立てていても、生活費が足りなくなったら使えばいいとは思っていません。
積み立てているお金は生活費としては無いものとしてやりくりしているので、無駄な出費も自然に減ってくるようになり、そうした人には予期せぬ事態も起こりにくくなってくるのです。
自己投資している
お金に困らない人は、自分自身を向上させるためにお金を使っています。
自分のスキルや知識が向上し、成長していくところに喜びを感じられるのでしょう。
手軽なところでは読書があり、スキルを学ぶだけでなく、尊敬できる人の考えを学ぶことで、人生観を深めることがビジネスの成功にもつながり、より高い収入を得ることにも繋がっていくのです。
健康管理をしている
健康状態は仕事に取り組む意欲に直結しています。
健康であれば、やる気も出てきますが、体調が悪ければネガティブな思いになるのは避けられません。
働けなくなると思えば、お金の不安も出てくるようになってくるでしょう。
健康的な生活を送ることは自分の人生に対して前向きな気持ちの表れでもあり、経済的な安定には欠かせないものであるのです。
お金に余裕がある人の特徴
お金に余裕がある人というのは、お金に困っていない人と共通するところも多くありますが、違いもあります。
それは、
- 複数の収入源をもっている
- 資産運用に関心がある
- 浪費をしない
というところです。
複数の収入源を持っている
お金に困ってない人と、お金に余裕がある人の一番の違いは、心の余裕の差です。
お金に困ってなくても、お金に対する不安はつきまといますが、ひとつの収入源だけでなく、複数からの収入源があれば、お金に対する不安はかなり減ってきます。
専門店であっても、ひとつの商品だけで勝負し続けるのは難しいものですが、幅広い客層から支持されていれば、それがリスク分散となり、安心感が得られるのも複数人からの収入があるからです。
サラリーマンの副業を認める企業も増えてきていますが、たとえ月に5万円でも、本業以外からの収入があれば、気持ち的にはとても余裕ができます。
ただし、体力的、精神的に無理しないことが大切になるので、自分の好きな分野で取り組むのがよいでしょう。
資産運用に関心がある
複数の収入源があるとしても、自分が働かなければならないならば、お金に困ることはないとしても、余程の収益がないかぎりお金に余裕があるとはいえないかもしれません。
毎月一定金額が不労所得として入ってくれば、それだけで生活できるわけではないとしても、気持ち的にとても余裕が持てます。
お金に余裕のある人は、お金を貯蓄しておくだけでなく、投資や不動産など、資産運用に関心を持っていることが多いものです。
それは、投資はギャンブルではなく、豊かな社会を築くために欠かせないものであると分かっているからでしょう。
浪費をしない
お金に余裕のある人は、浪費と消費の違いを理解しています。
浪費は衝動買いなどの無駄な出費であり、消費は生活に必要な出費です。
お金に余裕のある人は、浪費を抑えて、それを投資にまわしています。
これは、お金の使い方だけでなく時間においても同じであり、無駄に時間を浪費せずに自己投資しているのです。
消費を削ってばかりいると余裕がなくなるので、消費と浪費の違いを意識し、浪費を抑え余ったお金を貯蓄していくことから始めていくのがよいでしょう。
心の余裕とお金の関係
経済的な安定があると心に余裕が生まれます。
生活や趣味においての選択肢も増え、未来に対しても前向きに向き合えるようになってくるのは確かです。
多くの人が経済的な安定を求めるのも、お金を持つことで心に余裕を持ちたいと考えているからでしょう。
しかし、お金に余裕があるから心に余裕 があるとは限りません。
実際のところは、心に余裕がなければお金に余裕があるとはいえない現実があるのです。
心に余裕がなければお金の余裕もない
その人にとって必要なお金の金額は人それぞれです。
毎月の収支がプラスであり、貯蓄もできているとしても、将来のことを考えると不安の種はつきません。
実際に何十年もお金に困ったことはなくても、お金に困ったらどうしようと悩んでいる人は多くいます。
事実としてはお金に困っていなくても、困ったらどうしようと悩んでいる限り心に余裕はできません。
そのような状態では、お金を稼ぐのも不安を解消させるためのものになってしまい、働く喜びも感じられなくなってしまうでしょう。
自分の思い込みを信じ続けるのか、現実を信じるのかの違いですが、この事実に気づくだけで心にゆとりも出てきます。
心のゆとりがお金の余裕につながっていくのです。
不足を見れば不足がやってきて、豊かさを見れば豊かさがやってきます。
不足がなくなれば豊かになるのではなく、豊かさを感じているから豊かでいられるのです。
まとめ
お金に余裕のある人になるには、まずはお金に困らない人になる必要があり、お金に困らない人になるには、お金に対する不安に囚われないことが大切です。
資産運用で大切なところは、長期的な視点で見ることですが、不安に囚われていると、すぐに結果を出したくなる傾向もでてきてしまいます。
堅実な生活を心がけ、お金に対して不足しているところに目を向けるのではなく、満たされているところに焦点を当てていけば、お金に対する不安もなくなり、お金に困らなくなっていくでしょう。
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