嫌なことばかり起こる原因と対策・人生の流れを変える方法とは

嫌なことばかり起こる時期というものは誰にでもあるものです。

「こういう時期もあるさ」と軽く受け流すことが出来れば問題ありませんが、何かおかしいと感じるのであれば、一度自分の人生を振り返ってみる必要があります。

この記事は、嫌なことばかり起こり、どうしたら良いかわからない時に参考になればと思い、嫌なことばかり起こる原因と対策をまとめてみました。

嫌なことばかり起こる原因

嫌なことばかり起こる時というのは、何かに気づけというサインであると考えられます。

人は毎日が順調であれば、人生を深く考えることもなく過ぎていってしまいがちですが、上手くいかなくなれば、自分の人生と向き合わざるを得なくなります。

これを機会に新たな人生が展開していく可能性もあり、変化する時期がきていると考えることも可能です。

私たちの人生は、基本的には原因と結果の法則のもとで自らが蒔いた種の果実を受け取り、今という現実を送っています。

さらに、受け取った結果が新たな原因となり、その原因の対処の仕方に応じた結果を引き寄せ受け取る。という流れを繰り返すことで私たちは成長していくことができるのです。

こうした中で、嫌なことばかりが起こるというならば、何らかの良くない影響を受けていると考えられます。

嫌なことが続くのは 好転反応なのか

好転反応とは、体の症状が正常に戻る前に、一時的に症状が悪化したような状態になることですが、運の流れにも同じようなところがあるところから、嫌なことが続くのは、良いことが起こる前の好転反応だと言われることもあります。

これには、前提があるでしょう。

体の症状であれば、不摂生な生活をしていて好転反応を望むのはどうかと思われるように、実生活でも、良いことが起こるような生活をしているかどうかにかかってきます。

人は誰しも、良い思いも悪い思いも持っているものなので、良いことがあれば悪いこともある。また、悪いことの後には良いことが起こるというのは自然なことであり、今までと何も変わらない思いと行いをしているならば、嫌なことが続くのは好転反応とは言えないでしょう。

嫌なことばかり続き、人生を改めようと決意し取り組んでいけば、変化に伴う痛みとして、一時的に嫌なことが強く感じられることもあり、これを好転反応というのならば納得できるのではないかと思います。

ですから、嫌なことばかり起こると感じているならば、思いと行いにおいて、良い種を蒔いているかどうか振り返ってみる必要があります。

嫌なことが続くスピリチュアル的な原因

嫌なことばかりが起こるのは、何らかの良くない影響を受けていると考えられますが、それはいったいどういうものなのか。

多くの人は、前向きに生きていこうと思っていると思います。

しかし、より良く生きていこうと願うなかで、何らかのマイナス要素を創り出していると考えられます。

それが、気づかぬところで発している人を不幸にする願いです。

法律に触れるような悪いことはしていなくても、人の不幸を願う思いを持つことは、スピリチュアル的には良いことではなく、マイナス要素になってしまいます。

不幸を願っていないか

不幸を願うというと、恨み心とか呪いの言葉をかけるという感じがして恐ろしいことだと思われますが、自分や他人を否定する思いは心の中では呪いの言葉になっているといってよいでしょう。

  • あいつは許せない!
  • 私はダメな奴だ!
  • 何でこうなるのだ!

というような否定する言葉は、スピリチュアル的には不幸を願う言葉になってしまいます。

言葉に出さなくても

  • 人にケチをつける
  • 人を見下す
  • 人の失敗を喜ぶ
  • 相手や自分を否定する

等の思いをもっていれば、結果として不幸を願う思いを発していることになってしまいます。

心の中で何を思っていても人には分からないとしても、自分を害する思いは持たないに越したことはありません。

自分や人の不幸を願うのは恨み心です。

恨んでいるつもりはなくても、不幸を願ってしまっていることに気づく必要はあるのではないでしょうか。

恨み心を持っていないか

ひどい仕打ちを受け、許せなくて恨み心を持っている人もおられるでしょう。

正義の観点からいっても悪いのは相手であるならば、恨み心をもつのは仕方ないかもしれませんが、恨み心を持っていて幸せな人生を送るのは難しいのではないかと思います。

実際に、人生が上手くいっていない人の多くが、恨み心を持っているように見受けられます。

他の人に対して恨み心を持つのは自覚しやすいかもしれませんが、自分自身に対して恨み心をもっていることには気づきにくいかもしれません。

積極的に生きている人であっても、上手くいかないことがあると、

「なんで上手くいかないんだ!」
「こんなに頑張っているのになんでこうなるのだ!」

というような思いを持つこともあるでしょう。

こうした思いの中に、怒りや理不尽さを強く感じるようであれば、それらの思いは恨み心になっているかもしれません。

自分自身に対する恨み心ではないかもしれませんが、原因と結果の法則のもとで表れている現実であるならば、法則に対する恨みであり、その法則を信じていない自分に対する恨みになっているといえるでしょう。

恨まれていないか

人の不幸を願うという恨み心を持っていて幸せになるのが難しいように、人から恨まれていて幸せになるのも難しいところはあるかもしれません。

実際に恨まれるようなことをした自覚があれば分かりやすいのですが、現代では全く知らない人から恨まれることもあります。

毎日幸せに楽しく暮らしているだけで、人から嫉妬され、妬まれたり恨まれることもあるでしょう。

自分も人に嫉妬することがあるように、嫉妬の思いが強くなれば、恨み心に変わっていく可能性はあるのです。

悪いことが続く流れを断ち切る 

悪いことが続く流れを断ち切るには、今までと違う考え、生き方を取り入れ、流れを変える必要があります。

それには、善因善果・悪因悪果という善いことをすれば善い結果を生み、悪いことをすれば悪い結果がやってくるという、原因と結果の法則から見て自分の生活はどうであったのか見直してみることです。

基本的には、明るく前向きに生きていくことですが、具体的には、

  • 不平不満を言わない
  • 嫉妬しすぎない
  • 慢心しない
  • 体力をつける

などです。

不平不満を言わない

明るく前向きに生きていると自覚している人であっても、気づかないところで何気なく不平不満を言っているものです。

これらの言葉は自分や人を幸せにするものではなく、不幸にする言葉であるのでなるべく使わないように心がけることです。

不平不満の言葉は、意識して言わないように心がけるだけでかなり減らせるものであり、積極的な言葉にブレーキをかけている言葉でもあるので、人生の流れを変えるにはとても効果があります。

嫉妬しすぎない

人を呪えば穴二つということわざがあるように、人の不幸を願えば、自分も不幸になってしまいます。

恨みや妬みのもとにあるものは嫉妬心です。

環境や能力に恵まれている人に対して嫉妬してうらやましく思うことはあるでしょうが、自ら努力することなくうらやんでいるだけであれば、自分がよくなることはないと知る必要があります。

嫉妬は自分もそうなりたいけれどもそのようになれていない悔しさから出て来ていますが、嫉妬心は消そうと思ってもなかなか消せるものではありません。

しかし、嫉妬をやめて自ら努力を続けるとともに祝福する気持ちを持ち続けていくことで、いつしか嫉妬心は消えていくものです。

始めは心から祝福できなくても、祝福しようという思いを持ち続けていけば、自分の理想像を教えてくれているありがたい存在であると思えるようになってくるでしょう。

慢心しない

ポジティブに生きているのに悪いことが続くという場合に、増長慢になっているケースがあります。

少しばかり上手くいっているからといって、自慢したくなるのは仕方ありませんが、調子に乗りすぎると、いつしか人を見下したりしてしまうこともあります。

天狗の高転びと言われるように慢心しすぎると、好調な人生から転落していくことになります。

自分も人に嫉妬してしまうし、増長慢になっている人が妬ましくなるという気持ちを持っているはずです。

嫉妬してしまう相手がどういう人であれば嫉妬しないだろうか?と考えて自分の行動としてみるのがよいでしょう。

体力をつける

体力は精神力を保つにはとても大切なものです。

体調が悪くなると、どうしても悲観的な考えが出やすくなってくるように、元気であれば積極的な考えが湧いてくるものです。

また、この世界には様々な念が放送電波のように飛び交っているので、体力が弱っていると、悲観的な念波の影響を受けやすくなってしまいます。

弱気な思いが湧いてきても、体力があれば精神力もあり、マイナスの思いを跳ね返すことも可能になるのです。

体力が落ちているときには、出来るだけ大切な判断は避け、休養して体力が回復してから判断するのがよいでしょう。

まとめ

嫌なことばかり起こる原因とその対策をまとめてみました。
ひと言でいえば、人を不幸にするような思いを持たないこと。

人を不幸にするような思いは、人の不幸を願うことになる。
誰も人や自分の不幸を願いたいわけではないはずです。

身近なちょっとした思いが恨み心に繋がってしまうことを忘れないようにしたいものです。

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