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言霊の力が強い人の特徴と注意する言葉の使い方とは

言葉には力があり、それを言霊と言います。

言霊として力があるならば、使い方によっては良くも悪くも作用してしまうので注意が必要です。

この記事では、言霊の力が強いとはどういうことなのか、そして、その正しい使い方を解説してみました。

言霊の強い人

言霊の強い人とは、言葉の中に込められている思いの強い人、発する言葉の影響力の強い人です。

例えば、役者さんは演技を通して多くの人の心を揺さぶります。

また、歌手などのアーティストも言葉の中に込めた思いによって多くの人を魅了してくれます。

政治家や思想家の話も、同じ内容であっても、語る人によって影響力は大きく変わってくるのは明らかです。

このように、言霊の力の強い人の共通点として、言葉の中に強い思いを込められる人であるといえます。

しかし、言霊の力が強ければ人生がすべて上手くいくかというと、そうではなく、逆に浮き沈みの激しい人生を送る人が多くいるのも確かです。

言霊の力が強い人の特徴

言霊の力の強い人は、言葉の中に強い思いを込められる人ですが、これは誰でも執念のような強い思いがあれば可能になります。

例えば、「少し痩せたいな」と思っている人と,「何がなんでも10㎏は痩せてみせる!」と思っている人とでは、「痩せたい」という言葉を発した時の言霊の力は違って当然です。

このように、自分に自覚がないとしても、強い思いがあれば言霊の力は強くなります。

言霊の強い人の特徴としては、

  • 執念を持っている人
  • 念力の強い人

というところがあります。

執念により言霊の力が強い

執念というと、ある一つのことを深く思いつめる心。執着してそこから動かない心のことをいいますが、何が何でもやり遂げるという執念は、求める対象によっては良くも悪くも働きます。

アスリートや職人が技能を磨いたり、技術者がより良い製品を開発するにも執念は必要ですが、許せない思いが恨みという執念になってしまう場合もあるでしょう。

いずれにしても、執念によって一つのことを長く深く思いつめてきた人は、その分野では、言霊が強くなります。

念力により言霊の力が強い

念力とは、一心に思いを込めることによって得られる力のことで、精神の力で物を動かしたりする物理的作用を及ぼす力を持っています。

日本では、古来から山に籠って厳しい修行を行うことで悟りを得ようとする山岳修行というものがありますが、修行を通して強くなった精神力で念力が強まり、祈祷の効果も上がるから続けられているのだと思われます。

これは、山岳修行だけでなく、武道においても稽古の中で気合を込めた声を出すことが、言葉に思いを込める訓練となり、また、声は出さずとも気合を入れることが思いを外に強く出す訓練になり、気合負けしてしまうと言われるように、言霊の力が物理的な力の差として表れてくるのでしょう。

言霊の使い方

言霊の使い方が大切なのは、言霊の力は他の人に影響を与えるだけでなく、その言葉を聞いている自分にも影響を与えてしまうからです。

言霊の力が強ければ、なおさらであり、また、言霊の強い人がポジティブとは限らないところもあるので、言霊の使い方がとても大切になります。

ほとんどの人はマナーとして、発する言葉には気をつけていると思いますが、普段心の中で口ぐせになっている言葉、自分に語りかけている言葉には案外気づいていないものです。

意識してポジティブな言葉を使うように心がけていて、自分のことをポジティブだと思っている人であっても、実際にはネガティブな言葉をかなり使っています。

特に、積極的に生きようと、「ねばならない」と考えてしまう傾向の強い人は、ネガティブな言葉には気づきにくいかも知れません。

「ねばならない」は、自分だけでなく、他の人に対しても「足りない、不足している」ところに目が行きやすく、それが心の中の言葉になりがちです。

また、常に「ねばならない」と思っていれば、そこに思いが集中し、念が強くなっている可能性もあります。

言霊の使い方はポジティブな言葉を使うことが基本になりますが、意識してポジティブな言葉を使っているのに、苦労が多いならば、「ねばならない」という言葉を使っていないか点検してみるのがよいでしょう。

言霊は本当になるとは

私たちは口ぐせ通りの人生を歩んでいると言われていますが、私たちは、すでに、言霊通りの人生を送っていて、言霊は本当になっていると考えたほうがよいでしょう。

なぜなら、言霊通りになっていると信じられなければ、対処のしようがないからです。

「こうすれば、こうなる」という、原因と結果の法則が確固としているから、対処できるのではないでしょうか。

言霊が本当になっていると信じられるから、気づかないところで使っているネガティブな言葉に目を向けることが出来るようになるのです。

言霊のスピリチュアルパワーを高める

言霊のスピリチュアルパワーと言うと、なにか特殊なパワーと思われるかもしれませんが、もとは心の中の思いです。

人の幸せを願う思いが言葉となれば、愛を感じ、恨みの念が言葉になれば、恐怖を感じさせる力となるように、愛の思いを持ち続ければ、人の幸せを願う言葉の言霊の力も次第に強くなってきます。

心の中の思いは言葉としては上手く誤魔化すことができますが、言霊としては誤魔化すことはできないので、心の中の思いを正していくしかありません。

しかし、愛ある言葉を使おうと思っても難しいものです。

それは、心の中に愛が不足しているからであり、その原因は、自分のことだけで精一杯になっていて、他の人に対する関心が薄いところが大きな原因となっているように思われます。

関心の無さは人の良い面を見ようとしてないところから起こります。

簡単に出来る対処方法としては、意識して関心のない人の良いところを見つける習慣をつけてみることです。

私たちは好意を持った人に対しては、勝手に良いところばかり見てしまうところがあるので、これを逆手に取ってみるのです。

良いところが見えれば、好意を持てるようになり、自然に優しい言霊を発することが出来るようになり、言霊の力も良い方向へ向かって強くなっていくでしょう。

まとめ

言霊の力が強くても、言葉に込められた思いが良くなければ言霊の強さは悪になってしまう。

言葉の中に良き思い、愛の思いを込めるのは、道徳としてだけでなく、自分の人生を良くしていくためにとても大切になる。

他の人の良いところを見つけるとその人に好意を持てるようになり、自然に言霊も良いものになっていく。

以上がこの記事の大切なところになります。

参考になれば幸いです。

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