辛い時期のスピリチュアル的意味を知ることが辛さを乗り越える力となる

人生には誰でも、辛い時期が訪れます。

暗闇のなかを手探りで歩んでいく恐れのなか、この辛さがいつまで続くのかと不安になるものです。

長い人生の中では辛い時期というものは定期的に訪れてきます。

肉体の快、不快という結果だけを求める世界のなかでは、辛い時期の意味を見出すことは難しくなります。

肉体に宿っている魂が本来の自分であるというスピリチュアル的な視点がなければ、辛い時期の意味は分からないものです。

この記事では、

  • 辛い時期のスピリチュアル的な意味
  • 辛い時期の乗り越え方
  • 辛い時期に避けたい行動
  • 辛い時期を乗り越えた人の特徴
  • 辛い時期は魂が躍動している時

の解説をしています。

「長い目で見れば人生には無駄がない」という言葉のとおりに、人生を積極的に生きていく力となればいいなと思っています。

人生辛い時期のスピリチュアル的な4つの意味

人生の辛い時期には自分がひとりぼっちになったような孤独感を感じ、心が内向きになり、人生とは何かを考える機会になるのは確かです。

その時には意味は分からなくても、あとになってあの辛い時期を経験したから今の自分の幸せがあると思えるようになることは多くあるのではないでしょうか。

このように、辛い時期というのは、人生の転換期にやってくることが多く、その人に合わせた試練として様々な形でやってくるようになっているのです。

しかし、辛い最中に未来の希望を見据えるのは難しいものですが、辛い時期から得られるものを知っていることが大きな救いになってくれるのは間違いありません。

4点ほどご紹介しておきます。

成長の前段階としての辛い時期

辛い時期が成長の前段階として何故必要なのか理解できないと、現実を否定してしまう考えに囚われてしまうかもしれません。

私たちの社会が変化していく中では、現状維持は衰退につながるといわれています。

家庭の中であっても、子供の成長とともに親も成長が必要です。

それは、私たちは自分の望みに関わらず成長していくという法則のもとに生きているからです。

しかし、私たちの多くは現状がそこそこ満足できれば、安心して成長する必要性を感じなくなってしまいます。

なかには、自ら進んで変化を楽しんで求めている人もいますが、全体から見れば少数派ではあるでしょう。

成長していくという法則のもとに生きている以上、変化を受け入れるしかありません。

竹は法則のもとに自然に伸びていきますが、ちょうど竹が伸びていく前に節を作っていく時が辛い時期に当たるといえます。

竹はとても成長の早い植物ですが、節をつくることなく伸びていけば、おそらく竹の持つしなやかで丈夫な性質はなくなり、すぐに折れてしまうはずです。

同じように、私たちも節をつくる辛い時期があるから、しなやかに強く成長していけるのだと思われます。

辛い時期はスピリチュアル的には成長のために必要であり、魂をどのように成長させるかによって様々な現れ方をするのです。

魂が進化していく時

人生の辛い時期におけるスピリチュア的な成長は魂のレベルが上がることであり、それは、魂のステージが上がるともいわれています。

ステージが上がるというと、何か特別な人になったように思われるかもしれませんが、そのように考えるところには大きな危険が待ち受けています。

なかには大きな使命を持っている人もおられるでしょうが、自分を特別だと思うところには転落が待っていると思ってよいでしょう。

魂のステージが上がるといっても、魂には様々な性質があり、ひとつだけ抜きん出ていてもバランスが悪ければ社会生活に支障が出てしまいます。

例えば、学生の主要科目のように、ひとつの科目において飛びぬけて成長すれば、それはその科目においてのステージは上がっているでしょうが、偏った性格になる可能性はあるでしょう。

通常、突出しすぎたところのバランスをとるために、足らないところを成長させるような出来事が、辛い時期として訪れるようになっています。

魂はゆがんでいては大きくなれないのかもしれません。

ある程度のバランスを取りながら一回り成長できれば、進級という形でステージが上がったといえるのでしょう。

間違った生き方の軌道修正させる

間違った生き方の最たるものは、悪いことと分かっているけれどやめられない行動です。

犯罪行為はもちろんですが、不規則な生活を続けていれば、それは体を守るだけでなく、精神を守るためにも軌道修正させるために病気になったり、仕事が思うように回らなくなるという辛い時期を経験することになります。

また、犯罪行為ではなくても、自分の個性とあまりにもかけ離れた生活をしていれば、苦しくなるのも当然であり、苦しい現実をどんどん引き寄せてくるでしょう。

いくら給料が高くても、性格に合わない仕事を続けていれば、心身に異常をきたす場合もあります。

世間体ばかり気にして生活しているところも、自分の人生としては間違った生き方であり、軌道修正させられてしまうでしょう。

カルマの刈り取りのため

カルマとは、その人の思いと行いの結果作ってきた魂の傾向性のことであり、カルマを刈り取るというのは、魂の傾向性に偏ったところがあれば、それを修正するための出来事がやってくるというものです。

カルマには過去世から持ち越しているものもあるため、自分の傾向性に目を向けないと、何でこんな目に合うのだろうと思うこともあるかもしれませんが、魂を成長させるために、生まれる前に計画してきているといわれています。

カルマは、思いと行いの結果作って来たものであるので、悪いものばかりではなく、善いカルマは善い結果を引き寄せてくるという希望の原理でもあり、それは、カルマを刈り取ることでなされていくのです。

辛い時期のスピリチュア的な4つの乗り越え方

誰にでも訪れる辛い時期。

辛い時期は、スピリチュア的には魂の成長のためにあるということを理解しておく必要があります。

ここが押さえられていないと、自分の問題として取り組めなくなってしまうからです。

辛い時期の乗り越え方は

  • 今の自分の心の状態を知っておく
  • 人生を振り返ってみる
  • 乗り越えられない試練はない
  • 筋力をつける

の4つです。

今の自分の心の状態を知っておく

辛い時期は辛い意識の世界と繋がりやすくなっているので、心が不安定になり、ネガティブになったりポジティブになったり、考えが極端になりやすくなってしまうことを心得ておく必要があります。

そういうものだと心得ているだけで、精神的に安定しやすくなるのです。

人生の辛い時期には、自分のことしか考えられなくなりがちで、他の人は難なく生活しているようにも思え、余計に辛くなってしまうかもしれません。

しかし、考えてみれば当たり前ですが、すべての人の人生には波があります。

特別に努力しなくても物事がスムーズに流れていく時期もあり、逆に頑張っても上手くいかないことは誰にでもあるものです。

「人生そういう時もあるさ」と割り切り、時間の経過を耐え忍ぶ経験も長い人生のなかでは必要なのでしょう。

こうした経験は、何をやっても上手くいかない人に対する優しく温かい目となり、あなたを愛ある人として育ててくれるはずです。

人生を振り返ってみる

辛い時期が続くと私たちは内省的になり、自分の行動を振り返るようになります。

原因と結果の法則がある以上、自分の行動のどこかに改めるところがあるのではないかと考えるからでしょう。

程度の差はあっても、実際のところ誰もが心の中の自分勝手なところに罪悪感を持っていて、心の奥では気にしているものです。

辛い時期は自分の人生を振り返り、過去の清算出来てない出来事を反省する機会でもあります。

過去を振り返り、悪かったと思うところがあれば反省し、心の中で清算できるだけで人生の流れをせき止めていた障害物がなくなり、人生が好転していくようになります。

反省が成長に繋がっているところがあるのです。

乗り越えられない試練はない

「神は乗り越えられない試練は与えない」という言葉があります。

この言葉は誤訳であるとも言われていますが、現実問題としては、その時々の結果だけを見れば乗り越えられない出来事はたくさんあるはずです。

しかし、良い結果が思わぬ不幸を招く場合もあれば、災いが転じて福となることもあり、ある程度の長い目で見れば、辛い出来事を通して成長し逞しくなった自分がいるのではないでしょうか。

長い目でみれば結果も自分にとって丁度いいところに落ち着いているものです。

また、スピリチュアルな存在として、私たちの魂の成長という観点から見れば、乗り越えられない試練などあるはずもありません。

筋力をつける

辛い時期のスピリチャル的乗り越え方として、精神的な考えを上げてきましたが、「魂が肉体に宿っている人間」という存在からすると、魂は、肉体の影響から逃れることはできません。

いくら運転手の腕がよくても、車が故障していては思うように運転できないようなものです。

肉体を健康に保つのはもちろんですが、パワーをつけると精神的にも軽やかになります。

肉体にパワーをつける方法が筋力をつけるという方法です。

ムキムキになる必要はありませんが、今までよりも少し筋力をつけるだけで不思議と勇気も湧いてくるようになります。

器具を使わなくても、腕立て伏せとかスクワットでよいので、今よりも少し筋力をつけるだけで大丈夫です。

体形に変化はなくとも筋力がつけば自信も湧いてきて、辛い時期を乗り越える気力を支えてくれる力となってくれるので試してみてください。

辛い時期に注意しておきたい3つの行動

辛い時期というのは、心が不安定になりがちであるがゆえに、注意しておきたい行動というものがあります。

それは、

  • 辛さから逃れることばかり考えない
  • 不平不満を言わない
  • 自分を責めない

という3つです。

辛さから逃れることばかり考えない

辛い時期であっても日常生活のなかでは、大事な判断もしなければなりません。

心が不安定になりがちなので、判断するときはいつも以上に心の状態をチェックして、焦った判断ではないか確認するように努める必要があります。

信頼できる人に相談するのはよいとしても、辛さから逃れることばかり考えていると、弱みに付け込まれたり、自分から進んで罠にかかりに行ってしまうこともあるでしょう。

辛い時期は自分の成長のために与えられた試練でもあります。

テストのようなものなので避けられませんが、時には0点でも問題はありません。

次のテストで5点取り、次には10点と繰り返していくことで自分なりの成長ができていくので、逃れる事ばかり考えないことです。

不平不満を言わない

辛い時期に不平不満が出てしまうのは仕方ないところもありますが、いつまでも愚痴や不平不満ばかり言っているとすれば、それは自分の人生を生きていない状態になっているといえます。

不平不満は自分にやってきた出来事を、自分以外の何かのせいにしているからでてくるのです。

自分の問題を人のせいにするのはおかしいと気づくためには、辛い時期は、自分の成長のためにあるということを受け入れる必要があるでしょう。

自分を責めない

辛い時期にどうしたらよいか分からなく、不甲斐ない自分が情けなく思えて責めてしまう人もいるでしょう。

実際は情けないと思っているからやってきている出来事でもあるのです。

情けない自分を克服するために、自分が引き寄せた出来事でもあるので、自分の成長にとって丁度いい問題であるとともに、自分で解決できる問題でもあります。

自分を責めている間は問題と向き合うことができませんが、問題と向きあってしまえば何らかの結果として解決していくものであり、それを積み重ねていくうちに自信がつき、自分を責めることも少なくなってくるのです。

辛い時期を乗り越えた人の4つの特徴

辛い時期を乗り越えてきた人には、共通する特徴があり、こうした特徴を身に付けることは、辛い時期を乗り越える力にもなるはずです。

その特徴とは、

  • 明るく優しい
  • 謙虚である
  • 人生観を持っている
  • 人生なんとかなると思っている

の4つです。

ポジティブで優しい

辛い経験をすると、厳しい人になってしまうように感じられるところがありますが、辛い時期を何度も乗り越える経験をしてくると、何故かポジティブで優しくなってきます。

人の命に関わることであれば、厳しくするのは当然ですが、日常生活において厳し過ぎる人は、まだ辛さと戦っているのかもしれません。

辛い時期を乗り越える経験を通して、辛い時期のおかげで成長出来たという実感が喜びになっているからだと思われます。

感謝の気持ちがポジティブで優しい人柄になってくるのでしょう。

謙虚である

謙虚さを妨げるものは、「俺が俺が」とか「私は私は」という我の強さを押し通そうとする気持ちです。

辛い出来事のなかには、自分の力ではどうしようもなく、自分の非力さを悲しく思う経験もあるでしょう。

人生には受け入れるしかない出来事があり、素直に受け入れることで、謙虚さが身に付いてくるようになるのです。

人生観を持っている

人生の辛い時期には、自分と向き合うことが多くなり、その結果として自分なりの人生観が出来上がってくるようになります。

こうした人生観がその人の人格となって表れてくるようになり、多くの人を導く力になるのです。

スピリチュア的には、これが魂の進化であるといってよいでしょう。

人生なんとかなると思っている

自分の力ではどうしようもない出来事を経験しながらも、長い目でみてみると成長している自分がいる。

そうした経験から、なんだかんだといっても、なんとかなってきているので、人生なんとかなると思えるようになってきます。

頼りなさそうですが、なんとかなると思えるところの裏には強い自信があるはずです。

辛い時期は魂が躍動している時

「魂が躍動している」といわれると、何だかワクワクしてきます。

辛くても前向きに取り組んでいる時は、魂が躍動している時であると信じられるでしょうか。

例えば、オリンピックで金メダルを目指して戦っているとき、それは一番苦しいときでもあります。

その結果、勝負に勝ち表彰台に上がり、金メダルを受け取っている時は最高の喜びを感じている瞬間であるはずです。

この流れの中で魂が躍動している瞬間はいつであるかといえば、辛いけれど戦っている最中でありましょう。

結果として喜びを味わっている瞬間は魂が躍動した結果を味わっている状態だといえます。

こうしてみると、たとえ、金メダルは取れなくても、力の限り戦ったならば、魂は躍動していたはずです。

金メダルは取れなくても、爽やかな顔をしている人は、結果に関わらず、魂の躍動に喜びを感じているからだと思われます。

「辛さに取り組んでいる時は魂が躍動している瞬間である」と思えば、この言葉が辛さに耐える力になってくれるはずです。

まとめ

  • 辛い時期のスピリチュアル的な意味
  • 辛い時期の乗り越え方
  • 辛い時期に避けたい行動
  • 辛い時期を乗り越えた人の特徴
  • 辛い時期は魂が躍動している時

の話をしてきました。

結論としては、辛い時期のスピリチュアル的な意味を知ることが、人生を前向きに生きる力となってくれるということになるでしょう。

参考になれば幸いです

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