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辛い経験をした人の特徴と苦労をプラスに変える方法とは

辛い経験というものは、今までの人生を大きく変えてしまう可能性を持っています。

それは、良くも悪くもなる可能性をもつ出来事であるだけに、前向きに乗り越えていきたいものです。

この記事では、辛い経験をした人の様々な特徴、辛い経験の必要性、辛い経験をプラスに変える方法などを紹介しています。

参考になればと思っています。

辛い経験をした人の特徴

辛い経験をした人には、優しい人が多いといわれていますが、辛い経験をすれば、誰でも優しくなれるわけではなく、逆に冷たくなる人もいるはずです。

ですから、辛い経験をした人の特徴は様々ですが、それは辛い経験からどのような人生観を持つようになったかにかかっていて、特徴はその人特有の雰囲気として表れてくるようになります。

辛い経験をした人の特徴はオーラとして表れる

優しい人からは優しさという雰囲気を感じ、冷たい人からは冷たい雰囲気をなんとなく感じるように、人はその人特有のオーラという雰囲気を醸し出しています。

辛い経験をした人には優しい人が多く、独特のオーラを発していると言われることもありますが、優しさがオーラとして感じられる人は、辛い経験を乗り越えてきた人が多いというのは確かなことだと思われます。

結局のところ、人は様々な経験を通して、その人特有の雰囲気を醸し出しているならば、自分はどの様な人で在りたいのか、また、人からどの様な人だと思われたいのかを明確にする必要があるでしょう。

そして、辛い経験に立ち向かう姿勢によって、人生観が試され固まっていくのです。

辛い経験から得られるもの

辛い経験は、その最中においては苦しいものですが、乗り越えることで得られるものはいくつかあります。

代表的なものとして、

  • 優しい人になる
  • 精神的に強くなる
  • 感謝の思いが深まる
  • 自分と向き合えるようになる

などがあります。

優しい人になる

辛い経験をした人は、苦しみや悲しみを味わう経験を通して、他の人の心の痛みも感じられるようになります。

他の人の気持ちに寄り添うことができるようになるので、人に優しくできるようになるのです。

精神的に強くなる

辛い経験をした人は、困難と向き合い乗り越えようとした分、精神的に強くなっているのは間違いありません。

たとえ思うような結果が得られなかったとしても、負荷を受けたところは心が筋トレをしているようなものなので、それが力となり自信につながっていくのです。

感謝の思いが深まる

辛い経験をすると、今まで当たり前だと思っていたものが、いかにありがたいことであったかに気づけるようになります。

多くの人の優しさや、ありがたさを敏感に感じられるようになり、感謝の思いが深まる機会であるとともに、感謝の気持ちを忘れていた自分を反省する機会にもなるでしょう。

自分と向きあえるようになる

辛い経験は、自分と向き合う機会でもあります。

普段、忙しい生活をしていたり、何も問題がなければ、自分と向き合おうと思わないかもしれません。

自分と向き合わざるを得ないから、自分を見つめ直し人生を深く考えられるようになっていくのです。

辛い経験が及ぼす悪影響とは

辛い経験は、成長の機会ではありますが、逆に悪影響を及ぼす可能性もあります。

大きなものは、

  • 心に深い傷を残す

ことであり、その結果

  • 自己否定するようになる
  • 厳しい人になる
  • 希望が描けなくなる

などの傾向がでてきます。

心に深い傷を残す

辛い経験は心に深い傷を残します。

辛い時に感じた不安や恐怖が、時が過ぎても時折よみがえってくるのは、心の奥に傷としての記憶が残っているからです。

誰もが不安や恐怖を感じるのは、忘れているとしても過去に辛い経験をしているからであり、結果として、心の中にある不安や恐怖を感じないようにするための行動を、無意識のうちにするようになってしまうのです。

自己否定するようになる

辛い経験をする理由が分からず、自分に何らかの原因があるのではないかと考えるようになると、自己否定してしまうこともあるでしょう。

ダメなところばかりに目がいくようになると、頑張っても自分の価値を見い出せなくなり、他の人に依存したり嫉妬するようになれば、さらに否定的な人生を歩むことになってしまいます。

厳しい人になる

辛い経験を乗り越える際に誰にも頼れずに、我慢して乗り越えて来た場合、自分にも人にも厳しくなる可能性があります。

我慢して自分の痛みを感じないようにしてきたので、人の痛みにも気づけなくなってしまうのですが、厳しく生きて乗り越えるしかなかったので、自分にとっては手放せない正しい価値観になっているのです。

希望が描けなくなる

希望とは、未来に見える光です。

たとえ、かすかに見える小さな光であっても、私たちはその小さな光さえ見えれば、光に向かって歩んでいくことができます。

しかし、心の傷が曇りとなり、未来にある光を覆い隠してしまえば、希望を見い出せずに消極的な考えしか出来なくなってしまうのも仕方ないかもしれません。

辛い経験は必要なのか

辛い経験を通して優しくなる人もいれば、辛い経験をしてひねくれてしまう人もいます。

長い目で見れば、辛い経験は成長を促進させる働きがあるのは確かであるとしても、出来るならば辛い経験などしたくないと思っている人が多いのではないでしょうか。

辛い経験を求めるかどうかは人それぞれであるとしても、辛い経験にも存在意義はあるように思われるのです。

それが、

  • 辛い経験をしたから分かることもある
  • 悲しみがなければ喜びも分からない

というところです。

辛い経験をしたから分かることもある

自分が全く関心のない分野に関しては、他の人の気持ちは分からないものです。

自分のなかに同じ感情がなければ、反応のしようがないのでしょう。

辛い経験を乗り越えることで、苦しみや悲しみ、喜びという感情を味わい、同じ感情をもった人の気持ちを理解できるようになってくるのです。

また、自分が傷つくだけが辛い経験ではなく、人を傷つけてしまう経験も辛いものであり、ここから人を許せる思いも出てくるようになります。

自分は常に清く正しく生きていると思っているなら、他の人の過ちが許せなくなってくるものです。

このように、人の気持ちを理解できるようになることで、優しい思いが育っていくところはあるでしょう。

悲しみがなければ喜びも分からない

コインが表と裏のセットで成り立っているように、悲しみがなければ喜びも分からないのかもしれません。

これは、辛い思いをして悲しまなければ喜べないと言っているわけではなく、幸せな人であっても、より幸せな人と比べ悲しくなることがあるように、比較する対象があって成り立っているのは確かです。

毎日楽しいというだけでは、ドラマとしては面白くありません。

悲しみと喜びの落差があるから感動する物語が生まれ、多くの人に影響を与えることができるのではないでしょうか。

辛い経験をプラスに変えるには

辛い経験には、何らかの学びがあり、いつか必ず成長に繋がるものですが、対処の仕方を間違えば自分が苦しい人生を歩むだけでなく、他の人にも悪影響を与えてしまう可能性があります。

辛い経験をプラスに変える心構えとしては、

  • 自分の人生を信頼する
  • 愛を育む
  • 感謝できるところに目をむける
  • 与える人になる

の4点が大切になります。

自分の人生を信頼する

辛い経験という負荷を乗り越えるには力が必要です。

嵐の時にびくともしない力はないとしても、過ぎ去るまで耐え忍ぶ力があれば、なんとかなります。

それが、自分の人生を信頼する気持ちであり、自分に乗り越えられない問題などやってこないと思えるかどうかにかかっているのです。

どうしたらいいか分からなくても、自分を信頼していれば「なんとかなる」と思えるものであり、いずれ何らかの光が見えてくるようになってきます。

愛を育む 

幼い頃に愛されて育った子は自己肯定感が高く、辛さを乗り越える力も強いといわれていますが、自分の人生を信頼するために必要なものが愛なのです。

なかには愛された記憶がないという人もいるかもしれませんが、愛の思いは育むことができます。

それには、日常生活のなかにある、小さな愛の行為に意識を向けることがよいでしょう。

愛の行為は身近に溢れているのですが、愛を求めてばかりいると、与えられている愛に鈍感になってしまいます。

例えば、コンビニの店員さんが優しく接してくれるのは、仕事だから当たり前と思うかもしれませんが、優しく接するというところに愛があるのは間違いありません。

意識してみれば、身近なところで気遣いをしてくれる人はいくらでもいるのではないでしょうか。

こうした小さな愛に敏感になることで、心の中の愛が育まれ、自分を信頼できるようになってくるのです。

感謝できるところに目をむける

感謝出来るところに目を向けるのは、身近にある愛を意識する行為になります。

感謝の大切さは分かっていても感謝できないのは、心の中に愛が育まれていないという面があるのです。

感謝と愛は密接に関係しています。

感謝は愛を育むための大切な要素です。

感謝なき愛は、自己中心的なものである可能性が高く、感謝と共にある愛は謙虚さを伴なったものになります。

感謝できるところに愛を感じるように意識することで、より感謝の思いが深まり、ポジティブに生きられるようになってくるのです。

与える人になる

辛い経験をプラスに変えられるのは自分しかいません。

しかし、普段から与えられることを期待している人であるなら、辛い出来事があれば、なおさら誰かに何とかしてもらおうと思うようになってしまうでしょう。

逆に、普段から与えることができる人は、自分以外の人のことを考えるだけの余力があるのは間違いありません。

この余力が辛い出来事というマイナスを乗り越えるエネルギーになるのです。

また、与えるというのが、他の人のために何かできることをしたいという思いであるなら、その思いは、なんらかの形で自分に返ってきて、希望を見い出す力になってくれると信じてよいでしょう。

まとめ

辛い経験を通して人格的に成長した人の多くは、その経験のおかげで成長できたことに感謝しているように思われます。

だからといって、辛い経験を自ら求められるかといえば難しいものですが、自分にやってきた出来事であるならば、前向きに取り組むしかありません。

辛い経験をした人の特徴は様々であるとしても、すべては自分の問題として受け入れられるかどうかにかかっています。

「大丈夫、なんとかなる」として、「自分を信頼して人生を歩んでいけますように」と願っています。

参考になれば幸いです。

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