「ありがとう」の言葉を唱えると人生が好転するすごい効果がある
「ありがとう」の言葉は感謝の気持ちを表すのに一番適している言葉です。
この「ありがとう」という言葉を唱える効果がすごいという話を聞いたことがあるでしょうか?
「ありがとう」を唱えると、あらゆる悩みが解決する。
などという話もあります。
心理学者のロバート・エモンズとマイケル・ロッカーの研究で、一日1~2分でも感謝する時間を設けると
- 人生を肯定的に捉えるようになった。
- 幸福感が高まった。
- エネルギッシュで楽天的になった。
- 対人関係がよくなった。
- 体の不調が減った。
という研究結果もあります。
そこで、「ありがとうの言葉の効果」と「ありがとうの言葉を唱えるだけですごい効果が得られる」ことについて体験談も交えてまとめてみました。
目次
「ありがとう」の言葉は金運・仕事運を上げるすごい効果がある
成功者やお金持ちの人は「ありがとう」という言葉の効果をよく知っています。
また、「ありがとう」と声に出して伝える人ほど幸福で、年収が高いこという調査結果も出ています。
「ありがとう」の言葉で金運・仕事運を上げた体験談
41歳まで「ありがとう」という感謝の言葉を使ったことがなく、借金と病気に苦しんできた横山さんという男性が、運のいい人、成功している人はごく自然に「ありがとう」の感謝の言葉を使っていることに気づき、「ありがとう」の言葉を使うようにしてから、人生が好転した体験談を語っています。
不思議なことに「ありがとう」の回数とともに金運も仕事運もみるみるうちに上昇したのです。気がつけば、私の周りには「ありがとう」を言う人ばかりになりました。家族も友達も「ありがとう」の連発です。
数えたことはありませんが、今は一日100回以上「ありがとう」を口にしています。
実は、「ありがとう」と口にするごとに、本当に些細ことでもありがたいと思えるようになりました。最初は形から入りましたが、自然と、本心からありがたいと思って口にできるようになったのです。ようやく、成功者の方がおっしゃった『それは、ありがたいからや。ありがたかったら誰でも「ありがとう」と言うやろ!』が腑に落ちました。
それからは、「ありがとう」って言えば成功しますか?」という質問には、「効果があるかどうかなど考えないで、素直に実践する人は成功していますよ」と答えているそうです。
横山さんは現在、株式会社の社長であり、毎月東京と大阪で横山塾を開催されているようです。(2017年11月時点)
ありがとうの言葉を口ぐせにする
「ありがとう」の言葉を口ぐせにするようになって人生が好転しだした横山さんですが、初めのうちは、使うタイミングや、言うほど感謝出来てないとか、頭で色々考えてしまって「ありがとう」の言葉がスムーズに言えなかったようです。
しかし、あれこれ考えずに「ありがとう」の言葉を口ぐせにしてみようと決心して実行しているうちに、自然に「ありがとう」と言えるようになったのです。
些細なことにも感謝できるようになり、素直に「ありがとう」と言えることで、良好な人間関係が作られ、お金やサービスに対する見方も変わり、金運・仕事運が良くなったのでしょう。
また、感謝することで幸福感が得られ、幸せな気持ちで作業をすると生産性が12パーセント向上することが、イギリスのウォーリック大学の研究結果で出ています。おそらく、モチベーションもあがっているでしょう。
「ありがとう」の言葉は夫婦・恋愛関係にもすごい効果がある
ありがとうの言葉は夫婦・恋愛関係においてもとても大切な言葉です。
特に、夫婦生活では、毎日の生活はどうしても当たり前になってしまいます。
「夫婦なんだから、言わなくてもわかるだろう」というような甘えもお互いに出てきて、相手の足りないところがよく目につくようになります。
そこに現れているのは「感謝」の不足です。
夫婦が不仲になる原因は「感謝」が減ってくることから始まります。
足らないところが目につくのは感謝を忘れている結果なので、感謝することが多くなれば、足らない所は気にならなくなってくるものです。
本当は伝えたい「ありがとう・感謝してるよ」の言葉
「言わなくてもわかるだろう」と思っていながら、実は、パートナー(夫・妻)に対して、思っているけど照れくさくてなかなか言えないセリフについて聞いてみると、最も多かった言葉は、男性の47.4%、女性の36%が「いつもありがとう/感謝しているよ」という言葉が一番に挙がっています。(ゲンナイ製薬調べ)
夫婦でなくとも、恋人間でも「ありがとう」の効果を調べた実験があります。
ノースカロライナ大学のサラ・アルゴア教授は、交際中のカップル134名に普通の日を記録するために、2週間の間、毎日感謝に関する簡単な質問に答えてもらいました。
その結果、「ありがとう」という言葉を毎日交わしているカップルはそうでないカップルよりも、28%も関係満足度が高かったようです。
感謝を素直に伝える効果
普段の些細な日常生活の中での「ありがとうの言葉」は、照れずに口に出すことで夫婦でも恋人間でも効果を発揮してくれます。
感謝がなくなると愛もなくなってしまいます。
ありがとうの言葉を言わない夫婦・カップルであっても、仲がいい場合は別な言葉で、あるいは態度で感謝の姿勢は示していると思いますが、「ありがとう」の言葉は1~2秒もあれば言えます。
本当は言いたい言葉ならば、素直に言えばよいのですが、照れ臭くて言えないのは、もったいない話です。
何かのタイミングで思い切って「ありがとう」と言ってしまえば、なんのことはありません。
脅す訳ではありませんが、本当は伝えたいと思っているのに言わないでいると、「ありがとう」の言葉を言わざるをえない、嫌な状況が引き寄せられる可能性もあります。
素直に「ありがとう」の言葉を伝えるようにすれば感謝が深まり、今以上に幸福感が増し、より仲良くなれるでしょう。
[ありがとう」の言葉は健康によい効果がある
毎日少しでもいいので、感謝の時間を設けると幸福感が高まり、体の不調が減ること、また感謝することで、幸福を司るホルモンが分泌され、幸福感が得られることも確認されています。
感謝を伝える最も簡単な表現方法は「ありがとう」の言葉をかけることです。
「ありがとう」の言葉は言った本人も言われた人も幸せな気持ちにさせてくれます。
試しに、「ありがとう」を10回声に出して唱えてみてください。
いかがでしょうか、なんだか嬉しくなりませんでしたか?
さらに試したければ、お勧めはしませんが、「バカヤロー」を10回声に出して唱えてみて下さい。
おそらくは、そんな言葉は使いたくないと思ったのではないでしょうか。
水に「ありがとう」の言葉をかけると、いや書いて貼るだけでも、きれいな結晶ができ、「ばかやろう」などの悪い言葉をかけたり、貼ったりすると、くずれた結晶になるという話があります。
科学的根拠はないようですが、水ではなく、食べ物であっても、言葉の違いによって、すぐに腐ってしまったり、長くもつという結果が出ているようなので信じても損はないと思います。
成人の体重の60~65%が水分であるならば、「ありがとう」という言葉と「バカヤロー」という言葉のどちらを多く使うかによって、健康状態は大きく変わることは容易に想像できるでしょう。
幸福研究の第一人者と言われるイリノイ大学のエド・ディーナー博士によると、幸福と寿命に関する160以上の調査研究論文を分析した結果として、幸せな人は、不幸せな人に比べて平均9.4年も長生きする可能性があるという研究結果が出ているのもうなずけます。
「ありがとう」の言葉を唱えるだけで人生が好転する
「ありがとう」を唱えるだけで、あらゆる悩みが解決する。
などと聞くと、あやしい話と捉えられる人も多いかもしれませんが、スピリチュアル好きの方には、たまらなく興味が湧く話です。
代表的な話としては、 「ありがとう」の奇跡 小林正観さん です。
心は込めなくてもいいから、「ありがとう」の言葉を、25000回ほど唱えると、涙がどっとあふれてくる。それも、バスタオルがしぼれるほどの大量の涙があふれてくるらしい。そして、大泣きした後、長年苦しんできた病気や不調が治った方が多くみえるようです。。
こうした話を聞いた方々が試しにやってみても多くの方が25000回ほど「ありがとう」の言葉を唱えると涙を流されるようです。
そして、涙が出尽くした後に唱える「ありがとう」は心の底から「ありがたい」と思える「ありがとう」になるようです。
実際に試された方々の多くの報告から得られた結論は、「ありがとうを言ったものが(感謝されたものが)、すべて、あなたの味方になってくれる」ようなのです。ということです。
なぜこうした結果が得られるかは、科学的に証明できるものでなく、推測になってしまうので、「~のようなのです」という表現を使われていますが、著者のスタンスも、「こういう話がありますよ」ということで、試す試さないは各人に任せていたようです。
実際に心をこめなくてただ「ありがとう」の言葉をしばらく唱えてみると、「ありがとう」に意識が向いているのか、今まで気にもしなかった「ありがとう」と思えることに気が付くことが多くなり、なぜか楽しくなってきます。
面白そうだと思われたら試してみるのもよいのではないでしょうか。
ありがとう25000回唱えた私の体験談は
「ありがとう」の言葉は心の中で唱えても効果あるのか
「ありがとう」の言葉は心の中で唱えるだけでも効果はありますが、効果としては、小さくてもよいから声に出して唱えたほうがよいという意見が多いようです。
心の中で唱えて効果があるというのは、祈りが病人の回復に対して効果的かどうかについての研究結果において、祈りには効果があったとう報告がされているからです。
こうした結果に対しては、賛否両論あるでしょうが、私自身の経験でも、不安に囚われた時に、心の中で「大丈夫、なんとかなる!」という言葉を唱えることで、心が落ち着く効果があることは実感しているので、「ありがとう」の言葉も心のなかで唱えるだけで効果があると信じています。
声に出して唱えることの効果とは
声に出した方が効果があると思われるのは、頭の中で思っているだけでなく、行動に移したということも大きいかもしれません。
その一つとしては自分の声が聴こえることです。
それは、意識の集中力の問題かもしれませんが、心の中で唱えているだけだと、ふと気付いた時に全く別のことを考えてしまう傾向があります。
それだけ、普段、頭の中に雑念が飛び交っているということですが、言葉に出し続けることで、雑念が入り込むスキを無くしている効果があるようです。
心の中で唱えるだけで効果があることを実感している人もいるのだから、効果はあると信じて、声に出せない時は心の中で唱えればよいのではないでしょうか。
「ありがとう」を唱えても効果のない人もいる
とにかく心は込めなくてもいいから、「ありがとう」の言葉を、25000回ほど唱えると、涙がどっとあふれてくる。
涙が出尽くした後の「ありがとう」は心の底からの「ありがとう」になるようですが、人によっては
- 1000回ほどでも涙が出て感謝の念が湧いてくる。
- 25000回唱えても涙は出ないが感謝の念は湧いてくる。
- 25000回唱えても涙も感謝の念も湧かない。
というパターンがあります。
その中の、25000回唱えても全然涙が出てこない人に共通していることは25000回に到達する前に「不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句を言っていた」という共通点があったそうです。
25000回に到達する前に、不平不満等を言ってしまうと、振りだしに戻ってしまう。しかし、不平不満等を言ってしまったら10秒以内に「今のナシナシ!今のは間違いです!」と取り消せば、振りだしにリセットされないようです。
「ありがとう」を何日にも分けて25000回唱えることになると、「不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句」を言ったことに気付かないことも多いので、試されるなら誰にも邪魔されない状況を一日つくって唱えてみるのがよいかもしれません。
「ありがとう」を唱えて得たい効果とは
間違えてはいけないのは、「ありがとう」を唱えるのは、涙を流すのが目的ではないということです。
もちろん、涙が流れて心が洗われる体験をすることはとても貴重なことだと思いますが、涙が出なくても、特別に何か起きなくても、感謝の念が湧いてきて、今の自分に感謝できることが大切なのではないでしょうか。
とめどなく涙が流れたあとに、心の底から「ありがたい」と思える「ありがとう」になるというところからみると、
- 今の状態の自分では感謝などできない。
- 「○○でなければ幸せではない」という思いが強すぎる。
などが、「ありがとう」を唱える効果を妨げているかもしれません。
「ありがとう」の言葉がもたらす効果とは何か
「ありがとう」の言葉には様々な幸せを引き寄せる効果があり、また奇跡としか言い表せない結果が得られることもあります。
それは、「ありがとう」の本質に気づかせる「きっかけとしての奇跡」ではないでしょうか。
「ありがとう」の語源は仏教にあり、漢字では「有難う」、「有る」と「難しい」から出来ていて、有ることが難しくめったにないことを、お釈迦様が人間として生まれるられるのは考えられないくらい稀なことを弟子に話をしたところからきています。
人間として生まれられるのは奇跡のような確率でしか生まれてくることができないのに、生かされている事実に感謝出来ている人が一体何人いるであろうか。
心を込めなくとも「ありがとう」を25000回唱えると、止めどなく涙が溢れてくるのは、生かされていることのありがたさを思い出した喜びの涙であるように感じられます。
だからこそ、涙が出尽くしたあとの「ありがとう」は心の底から「ありがたい」と思える「ありがとう」になるのでしょう。
ありがとうの原点にあるものとは
ありがとうを唱える効果とは、ありがとうという言葉の原点に気づかせてもらえるところにあります。
ありがとうの言葉を唱えるだけで
- 何気ない日常生活は当たり前ではない。
- 多くの人に支えられて今の生活がある。
- 目を向ければ今すでに幸せに包まれている。
という事実に気づけるようになってくるのです。
「ありがとう」の言葉を唱える効果のすごさとは、今の自分に感謝できることが幸せの原点にあることを思い出させてくれるところにあるのでしょう。
まとめ
「ありがとう」の言葉の効果を
- 仕事編
- 夫婦・恋愛関係
- 健康編
「ありがとう」を唱えるだけで人生が好転するに関して
- 唱えるだけで得られる効果
- 唱え方による効果の違い
そして、「ありがとう」の言葉を唱える効果は、幸せの原点にあるという話をしてきました。
「ありがとう」の言葉は使えば使うほどに、人生が好転していく体験を多くの方が経験されています。
始めるには、お金もかからず、今すぐにでも始められる。
「ありがとう」の言葉、使いたくなったでしょうか。