ささやかな幸せに気づく心が幸福な人生をつくる
私たちの人生には、大きな成功や大きな喜びもありますが、普段の生活は平凡な毎日の繰り返しです。
そんな生活のなかで見落とされがちなのが、ささやかな幸せであり、ささやかな幸せに気づけなくなってしまうところから、幸福感が失われていくところがあります。
この記事では、ささやかな幸せの大切さと、ささやかな幸せを忘れないための方法をまとめてみました。
幸せとは何かを考える切っ掛けにもなると思います。
目次
ささやかな幸せとは何か
ささやかな幸せとは、社会的な成功や物質的な豊かさとは関係なく、誰もが日常生活のなかで見つけられるものです。
追い求めることをしなくても、日常生活のなかに溢れているものなので、当たり前の生活として、そのありがたさを忘れてしまうものでもあります。
- 家族との団らん
- 健康でいられること
- 自然の美しさを感じる
- 趣味を楽しめる
- ゆったりとした時間を過ごせる
など様々ですが、人それぞれの環境の違いから、ささやかさも違ってくるので、人と比べることによって、「ささやかな幸せ」は、つまらないものになってしまう可能性もあります。
ささやかな幸せがもたらす効果とは
「ささやかな幸せ」という言葉を聴くと、私は何故かほっとするところがあります。
それは、追い求めなくてもいつも私と共にあるという安心感から、人生の向上を目指して努力していくなかでの、安全地帯の役割を担ってくれているように感じられるからです。
- 家族がいるから頑張れる
- 好きな音楽を聴くと癒される
- 大自然の美しさに感動する
など、日常生活の中でささやかな幸せを見つけることは、ストレスを軽減し心の平穏をもたらしてくれます。
幸せとは、「今ここに在る」ものです。
それを忘れて幸せを追い求める人生を歩んでいると、今の幸せに気づけなくなってしまいます。
逆に言うと、今の生活に幸せを感じられなければ、幸せを追い求める人生になってしまう可能性もあるのです。
大きな幸せを求めるのも素晴らしいことですが、日常のなかに小さな喜びや安らぎを感じられているから、より充実した人生に向かって歩んでいけるのではないでしょうか。
ささやかな幸せが人生を豊かにしている
多くの人がストレスを抱えながらも、6割以上の男女が「仕事が楽しい」と感じているのも、毎日の生活のなかに小さな幸せを感じているからだと思われます。
ストレスを感じる仕事であるとしても、そのお陰で幸せな生活ができるという思いもあるでしょう。
何かを得るためには、代償が必要になるとしても、我慢の上で成り立つ幸せであっては楽しくないと感じているから、仕事も楽しいものにしようとする意識が働き、人生も豊かになっていくのだと思われるのです。
仕事が楽しいと思う瞬間ランキング!男女500人アンケート調査
ささやかな幸せを大切にする心の持ち方と習慣
失ってみて初めてその大切さに気づくというのが、私たち人間のさがであるように、当たり前の生活のなかでは、ささやかな幸せの価値も忘れがちになります。
そうした経験を通して、ささやかな幸せの大切さに気づけるようになるのかもしれませんが、普段から意識しておけば、より多くの幸せにきづけ、より充実した毎日が送れるようになるでしょう。
ささやかな幸せを大切にする習慣をつけるには、
- 感謝日記をつける
- 静かな時間を過ごす
- 世の中は美しいと信じる
という3つの方法があります。
感謝日記をつける
日常のなかには、ささやかな幸せが溢れているとしても、忙しい生活のなかでは、気づくことが難しいところもあります。
感謝は習慣にしないとすぐに忘れてしまうところがあるので、感謝ノートをつける習慣が、感謝を忘れずにささやかな幸せを感じる習慣を育んでくれます。
感謝ノートはシンプルですが、とても効果的です。
その日にあった良い出来事や、嬉しかったことを思い出す習慣が、ささやかな幸せに気づく感性を養ってくれるようになり、その分、心も豊かになっていくでしょう。
静かな時間を過ごす
静かな時間を過ごすことは、心を穏やかにし、ストレスを解消させるための重要な役割を果たしてくれます。
自宅でゆったりとした時間を過ごすのもよいでしょうし、自然の風景や夜空を眺めたりするのもよいでしょう。
心がざわついていては、自然の美しさにも気づけませんが、静かな期間を過ごすだけで心は穏やかになってくるのを感じられるはずです。
心の中の雑念がとれると、自分の感じていることに気づけるようになるので、今まで気づけなかった幸せにも気づけるようになってきます。
心の平安自体が大きな喜びであり、幸福そのものであるのです。
世の中は美しいと信じる
世の中は、私たちの心の反映であると言われています。
心の状態によって、美しく見えたり、穢れた世界に見えたりするわけです。
時には、落ち込んだりイライラすることがあるとしても、私たちの本来の心が穏やかなものであるなら、世の中も美しいものであり、気づきさえすれば、ささやかな幸せは溢れていると信じてもよいのではないでしょうか。
今、幸せを感じられないなら、心を穏やかにするように心がけ、世の中は美しいと信じてみてください。
必ず、小さな幸せを発見することができるはずです。
まとめ
- ささやかな幸せとは何か
- ささやかな幸せがもたらす効果とは
- ささやかな幸せを大切にする心の持ち方と習慣
について話してきました。
幸せは大きな成功の中にもありますが、実際には、日常生活のささやかな出来事のなかに喜びを見出すことによって成り立っています。
幸せに気づくのは感性です。
幸せに気づく感性を養うために、
- 感謝日記をつける
- 静かな時間を過ごす
- 世の中は美しいと信じる
という3点をお勧めします。
ささやかな幸せを感じられるだけでなく、生かされている喜びを感じられることもあるでしょう。
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