「幸せはいつも自分の心が決める」(相田みつを)ここから積極的人生が始まる
詩人・書家でもある、相田みつをさんの言葉に
「しあわせはいつも自分のこころがきめる」というものがあります。
この言葉は、環境に関わらず、幸せは見出すことができるということ、他の人や社会の価値観ではなく、自分の価値観で決める必要があることに気付かせてくれます。
また、この言葉は言われてみればその通りであり、私たちは環境が良かろうが悪かろうが、人がどう思おうが、自分が幸せだと思えれば幸せになれることを知っています。
しかし、日常生活のなかでは、いつしか何かを手に入れたり、他の人に評価されることに夢中になっている自分がいるのではないでしょうか。
この記事では、
- 「幸せはいつも自分の心が決める」その効果とは
- 心の中にある幸せとは何か
- 自分の外にある幸せとは何か
- 心の中と外にある幸せの違い
- 心の中の幸せを高めるための舞台
- 幸せに気付く能力を高める
等の話から、「幸せは自分の心で決める」そのための参考になる考え方になればいいなと思っています。
目次
「幸せはいつも自分の心が決める」その効果とは
幸せは自分の心で決められるというのは、そこに自由があるということになります。
自分の自由になるというと軽く感じられるかもしれませんが、実際は逆であり、「自分で決める」と決断すると、自分の人生の責任は自分で取るという覚悟が出来上がるのです。
幸せを環境や人のせいにしている間は、逃げ道を作っているところがあり、自分で決めることを避けたくなります。
このように、幸せを自分で決めると決意したところから、今までとは違った積極的な人生がスタートできるようになるのです。
心の中にある幸せ
いくら環境や健康に恵まれていても、自分が幸せを感じられないのならば、その人は幸福ではないでしょう。
しかし、何らかのきっかけで今の環境に幸せを感じられれば、その人は急に幸せになれます。
これは環境が恵まれていようがいまいが同じですが、さっきまでなかった幸せが急に出現するとはどういうことなのか?
これは、幸せはもともと存在していて、その幸せに気付くか気付かないかの違いでしかないということでしょう。
心の中にはもともと幸せは存在している。
そして、心の中の幸せとは、その人の気付く能力、発見する能力と言ってもよいでしょう。
ここで非常に大切なことは、能力であるから、一度身に付ければそう簡単に薄れることなく、環境が変わっても能力に応じて幸せに気付く力を発揮できるというところです。
まさに、環境のせいにすることなく、「幸せはいつも自分の心が決める」ようになれるのです。
外にある幸せとは
一般的に外にある幸せとは、環境、持ち物、社会的立場、地位などを指しますが、この外にある幸せは決して心の中にある幸せと対立するものではありません。
外にある環境は心の中の思いの現れです。
例えば、家族が増え、もう少し広いところで生活するために家が欲しいと願い実現させることは喜びであり幸せであるでしょう。
これとは違い、なかには広い家が欲しいという目的が家族の幸せよりも、見栄を張りたいだけである人もいるかもしれません。
この人にとっては広い家を手にいれることは、見栄を張る幸せを満たす行為でしかないとしても、本人にとっては幸福を実現させることになります。
見栄を張ることが幸せかどうかの議論はあるとしても、本人が幸せを感じているならば、本人にとっては幸福そのものになります。
この2つの幸せは外から見る限りでは、区別はできないかもしれません。
しかし、決定的な違いは、心の中に家族との幸せを感じている人の場合は、外なる結果が得られなくても、幸福は薄れません。
しかし、見栄を張りたいためのものであれば、結果が得られなければ、幸福にはなれないでしょう。
このように、外にある環境は、その元にある動機に幸福感がなければ、虚しいものになってしまいます。
心の中と外にある幸福の違い
原因がありその結果が現れるという流れのなかでは、幸せの種を蒔き育てれば、幸せな果実が実ります。
このように、内なる幸せと外なる幸せとは切り離せないものではありますが、違いはどこにあるかというと、外なる幸せ、何かを手にする喜びというものは、変化する人生のなかでは、過ぎ去り過去のものとなり薄れていくものです。
これを仏教では、諸行無常といい、移ろい行くものに囚われることは執着であり、苦しみの原因であると言われています。
環境という結果は移ろいゆくものであり、過去に幸せであったとしても、今に生きる私たちは今の自分に幸せを感じられることが大切になります。
過去の幸せを懐かしく思い出し、今の幸せをより感じられるならばよいのですが、過去の幸せに囚われていては、今に幸せを感じられなくなってしまいます。
このように、環境などの外なる幸せは過去のものとして過ぎ去っていくもので薄れていきますが、心の中の幸せは気付く能力であるために、薄れることがありません。
ここが大きな違いになりますが、いずれにしても心の中の幸福感が幸せの元にあるのは間違いありません。
心の中の幸せを高めるための舞台
幸せの元は心の中にあり、それが具体化されたものが環境として外に形として現われます。
具体化されることによって、漠然としていた心の中のものが明らかにされます。
例えば、趣味のパン作りが家族に好評で喜びを感じていた人が、他の人にも喜んでもらえるのではと思いパン屋さんを始め、好評ならば、家族だけの幸せが外に拡大したことになります。
好評であろうとなかろうと、具体化されることで、新たな気付きが得られるようになるのは確かです。
こうして、心の中の幸せは気付きにより改良され、さらに拡大していく道が開けます。
今の環境の中に幸せを見出すのが根本になりますが、現状の中から不満だけを見出すのか、単に満足するだけなのか、さらなる幸福の芽を見出すかで、心の中の幸せも変化していくのです。
このように、環境はとても大切な面がありますが、あくまでも、幸福感というイメージが確認できる舞台でしかないのです。
幸福は舞台を通して確認は出来ても、心の中にしかないのです。
幸せに気付く能力を高める
幸せは気付く能力であるという話をしました。
日常生活の中の小さな幸せに気付くことができれば、環境がどうであれ幸せを感じることができます。
この幸せに気付く能力というものは、別な言葉では、感謝できる能力といってもよいのではないでしょうか。
日常生活の中で「有難い(ありがたい)」と思えることが増えるほどに幸福感も高まっていきます。
この有難いという言葉は、人間として存在できていることは有難い(有るのが難しい)というところからきているようです。
当たり前だと思っているところにも目を向ければ感謝できるところはあり、幸せに気付く能力も高めることができます。
感謝ノートで事実の確認を積み重ねる
感謝は気持ちの問題であるので、無理やり感謝しても幸福感を高めることは出来ないところがあります。
日常生活の中で有難いと思えるところを探しても、感謝の気持ちが湧いてくるとは限りません。
しかし、今は感謝の気持ちが湧かないとしても、有難いと考えられる事実を書き出していくことはできます。
こうした事実を書き出し積み重ねていくと、ある時、急に有難い気持ちが湧き上がってくる経験をするでしょう。
事実の積み重ねには感情も勝てません。
これは、間違った思い込みも同じです。
無意識のうちに不足しているところの確認を積み重ねていけば、幸せからは遠ざかってしまいます。
ですから、意識して有難いと考えられるところをノートに書き出していく習慣をつけることは事実の積み重ねになり、こうしたところから一日の終わりに感謝ノートをつけることが勧められているのです。
このような習慣が感謝を深め、何気ない毎日のなかの幸せに気付く能力を高めてくれます。
幸せに気付く能力が高まれば、幸せになるのは自分の心次第であることがよく分かるようになってくるでしょう。
詳しくは「ポジティブ日記をつけると幸福感を高める効果が得られる」の記事で解説しています。
まとめ
- 「幸せはいつも自分の心が決める」その効果とは
- 心の中にある幸せとは何か
- 自分の外にある幸せとは何か
- 心の中と外にある幸せの違い
- 心の中の幸せを高めるための舞台
- 幸せに気付く能力を高める
等の話をしてきました。
日常生活の中では、不足しているところに目が行きやすく、幸せを決める権利を自分以外の他のものに明け渡しがちになってしまいます。
幸せを自分の心で決めるには、まず、普段の生活のなかの幸せに気付くところから始まります。
参考になれば幸いです。
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