言霊の持つ効果はすごい!人生を変える最強の言霊の紹介と解説

言葉には自分だけでなく、他の人をも幸せにする力があります。

誰もがそう思っているとしても、普段の生活では,あまり意識することなく言葉を使っているのではないでしょうか。

言葉には言霊という力があり、言霊の持つ力の効果を知れば、言葉の使い方に注意しようと思えるようになってきます。
そして、それに伴い人生も明るくなっていくでしょう。

この記事では、

  • 言霊とは何か
  • 言霊の効果
  • 人生を変える最強の言霊の使い方

等をまとめてみました。

言霊とは

言霊とは、言葉に霊力が宿っていることを表しています。
霊力とは、神秘的な力と言ってもよいでしょう。

この神秘的な力というものは、発した言葉どおりの結果を実現化する力があるというものです。

積極的な言葉を数多く使う人は、積極的な明るい人生を歩み、消極的な言葉を数多く使う人は、消極的で暗い人生を歩んでいく。

こういうところにも、言葉には人生を変える力があることが表れているのではないでしょうか。

このような力を言葉は持ってるので、日本では昔から言霊という言葉で表してきたのでしょう。

言葉に宿る霊力

 思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

マザーテレサ

始めに、「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから」とありますが、思考は言葉に表れてきます。

この言葉には、思考が込められていて、この思考が言霊の魂(霊)にあたると考えてみると、言霊とは何かの理解がしやすくなるのではないでしょうか。

先人の名言が時代を超えて多くの人々の心に希望を与えてくれるのも、言葉には魂・霊が宿っていて、受け取った人の心の中で生き続けているからでしょう。

言霊の持つすごい効果とは

言葉には言霊という、そのなかに込められた思いがあるから、マザーテレサの言葉のとおり、やがては運命を変えていく力になっていくと考えられるのです。

優しい思いが優しい言葉となり、より優しい人になっていくように、言葉に宿っている思い、意識に応じた人格となっていく。

だから、マザーテレサは言うのです。

思考に気をつけなさい。
言葉に気をつけなさい。
・・・に「気をつけなさい」と。

気をつけなければならないのは、否定的な言葉を使えば、その言葉どおりの人生を歩んでいってしまうところです。

このように、言葉には気をつけなければいけませんが、言霊の効果は何といっても、

言葉の持つ力によって人生を切り開いていける。
言葉によって人生を創っていけるところです。

それは、自分の人生だけでなく、他の人を励まし、勇気づける力にも使えるので、社会を豊かにしていく力にもなります

言霊効果の実験

「言葉の力」は本当なのか?という自由研究が、大阪教育大学付属天王寺中学校でなされました。

実験は植物、ご飯、オレンジにそれぞれ、「ばかやろう」「ありがとう」「何も言葉をかけない」という言葉をかけるとどうなるか?というものです。

結果としては、マイナスの言葉では、プラスの言葉をかけるよりも早く痛んでしまうという悪影響を及ぼすことが分かった。と結論付け、まとめとして、豊かな人生を送るには、日頃から言霊の性質を理解した上で言葉を使用することが重要だと思われるとしています。

言葉の力は本当なのか? 大阪教育大学附属天王寺中学校

このような実験は、言霊実験で検索すれば、数多くの言霊効果の実例があげられていますが、結果においては、ほぼ同じようなものになっています。

こうした実験結果から、私たちは言葉の大切さを学ぶことができますが、さらに、言葉には力があると信じることで、言葉に信念が宿るようになり、さらに力を発揮するようになるでしょう。

言霊効果が自己肯定感を高める

ありのままの自分を受け入れ、尊重するという自己肯定感は積極的な人生を歩んでいく力の基礎になるものです。

この自己肯定感は、子供の頃に受けてきた言葉に大きく影響されています。

「どうしてできないの!」

「何度言ったらわかるの!」

「だからダメなのよ!」

など、子供を否定する言葉を数多く受けてきた子供は自己肯定感が低くなりがちです。

逆に、「大丈夫だよ、よく頑張ったね!」

「これから気をつけようね!」

というように、すべてを受け入れられてきた子供は自己肯定感が高くなり、自信を持って人生を歩めるようになります。

大人になれば、どのような言葉を使うかは自己責任と言えますが、親の保護下にある子供に自己責任を求めるには限界があり、親の言葉の影響は避けることができません。

何気ない一言であっても、何回、何十回、何百回と繰り返し聞いていれば、言霊の影響を受けないわけにはいきません。

小さい頃から良い言葉を受けていれば、自己肯定感が高まるのも理解できるでしょうが、言葉によって作られたものであるならば、今は自己肯定感が低いとしても、言葉によって自己肯定感を高めることも出来るはずであり、ここに、言霊の持つ効果を有効に使う機会があるといえるでしょう。

最強の言霊の使い方

言霊の効果は人生を変える力がありますが、普段手軽に唱えることが出来る最強とも言える言霊があります。

それが、

  • 「ありがとう」という言霊
  • 「ついてる」という言霊
  • 「なんとかなる」という言霊

という3つの言霊です。

「ありがとう」という言霊の効果

「ありがとう」の言葉は感謝の気持ちを伝える最も簡単な方法であり、「ありがとう」の言葉は、言った本人だけでなく、言われた人も幸せにしてくれる言葉です。

私たちの人生は、感謝できなければ、いくらお金に恵まれていても幸せにはなれませんが、環境に恵まれていなくても、感謝さえ出来ればすぐにでも幸せになれます。

そして、感謝の気持ちを呼び起こしてくれる言葉が、「ありがとう」という言霊なのです。

「ありがとう」の言葉は気持ちを込めなくても、唱え続けるだけで、ありがとうと思える出来事を引き寄せてくれるので、そこに感謝が生まれてきます。

「ありがとう」を一日1000回、3ヵ月ほど唱えていると、ありがとうの言葉は自然にでるようになり、それに伴なって感謝の気持ちが湧いてくるのは、多くの人が経験されているので試してみるのもよいでしょう。

「ありがとう」の言葉の効果に関する詳しい記事は

「ついてる」という言霊の効果

「ついてる」という言葉も、「ありがとう」の言葉のように一日1000回、3ヵ月ほど唱えていると、「ついてる」と思える出来事が日常生活のなかで目につくようになってきます。

この目につくようになってきた「ついてる出来事」は、今までの生活のなかで見過してきた出来事です。

「ついてる」という言葉を唱えることで、見過してきた「ついてる出来事」に気づくことができるようになると、今まで何気なく過ごして来た日常生活が実はとても恵まれたものであることに気づけるようになってきます。

そして、「ありがとう」の言葉と同じように、ここから感謝の気持ちがでてくるようになってくるのです。

これも、「ついてる」という言霊の持つ効果と言えるでしょう。

「なんとかなる」という言霊

「なんとかなる」という言葉は不安を取り除く最強の言霊であるといってよいでしょう。

人生に不安はつきものであり、どうしたらよいか分からなくても、「なんとかなる」と思えてしまえば、不安からは解消されます。

不安の最中にあって問題を解決しようとしても、前向きな答えはなかなか出てこないものですが、不安から解消されると、よいアイデアも出てくるようになってきます。

焦っている時にはどうしたらよいか分からなくても、落ち着けば対応策もひらめいてくるのは、多くの人が経験されているのではないでしょうか。

「なんとかなる」という言霊の効果は、「なんとかなる」と唱えるだけで本当に「なんとかなる」と思えるようになるところであり、これは、実際に自分で試してみれば分かることです。

「銀座まるかん」の創業者、斎藤一人さんも、「なんとかなる」という言葉は人生に奇跡を起こす最強の言霊であると言っています。

斎藤一人 絶対、なんとかなる!

さらに詳しく「なんとかなる」という言霊を解説した記事は

言霊を効果的に使うための注意点

言霊には人生を変える力があるので、その使い方には注意が必要です。

ネガティブなマイナス言葉をなるべく使わずに、ポジティブなプラス言葉を使うようにするのが基本になりますが、ポジティブな言葉を無理して使うところには落とし穴があり、ここが言霊の恐ろしいところです。

言霊効果の体験談のなかには、「ついてる」という言葉を唱え続けると苦しくなってしまい、唱え続けれないという人もいます。

それは、自分の気持ちを否定するように感じる言霊を唱えることには無理があり、逆効果になってしまうからです。

自分に嘘をついているような言葉であれば、「嘘だ!嘘だ!」と唱え続けているようなものなので、どうしても苦しくなってしまいます。

ですから、プラス言葉であっても、唱えてみて気持ちが明るくなる言葉を見つける必要があります。

例えば、

「愛してます」 「うれしい」 「楽しい」 「感謝してます」 「幸せ」 「許します」

などです。

唱えていて気持ちが明るくなるような言葉を唱えているうちに、穏やかな気持ちになれば、今まで苦しくて唱えられなかった言葉も言えるようになってきます。

例えば、「ついてる」という言葉であれば、「ついてる」と素直に言えない何らかのブロックが取れてくるから抵抗なく言えるようになってくるのです。

無理なく言えるポジティブな言葉から始めてみる。
これが、言霊の効果的な使い方になります。

まとめ

言霊の効果的な使い方は、ネガティブなマイナス言葉を減らし、ポジティブなプラス言葉を使うことが基本になります。

日常生活のなかでは、意識していないと私たちは不足しているところに目が行きやすく、それに伴い言葉もネガティブなものになりがちです。

ですから、言葉に気を付けるためにも、普段から「ありがとう」「ついてる」「なんとかなる」という言葉を唱える習慣をつけるのもよいでしょう。

人生を変える行動として、言霊の力を使う以上に簡単ですぐに出来る方法はないと思います。

参考になれば幸いです。

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