くよくよしない方法を身につけるための考え方・コツとは?
過ぎたことをいつまでも気にかけて、あれこれと悩んで引きずってしまうのは辛いものです。
しかし、くよくよしてしまう性格は変えられます。
それは習慣によってつくられてきたものなので、新しい習慣を取り入れれば克服することができるのです。
この記事では、くよくよしてしまう習慣を変えるために、その原因と無理なく克服できる方法をまとめてみました。
きっと参考になる方法と出会えると思います。
目次
くよくよしない方法とは
くよくよしない方法は、その原因を理解したうえで対応策を考えるのがよいでしょう。
くよくよしないほうがいい考え方はとても大切なものですが、考え方も単に知っているだけでは効果が得られないこともあります。
それは、「悩み続けているだけでは、何も解決しないと分かっていても、悩んでしまう」というように、感情のコントロールが出来なければ考えで収めることはできないのです。
感情をコントロールするには、自分の心と向き合う必要があるのです。
くよくよしてしまう原因を理解すると共に、感情をコントロールする方法を身に付ける必要があります。
くよくよしない考え方を身につけるには
くよくよしてしまうのは、「自分の自信」と大きな関係があります。
自分に自信を持っている人は、くよくよすることも少なく、自信のない人は、くよくよしやすいタイプと言われると納得できるのではないでしょうか。
一般的には、人生経験が豊富になるほどに、悩み続けることも少なくなってきます。
それは、成功も失敗も経験しながらも、今まで「何とかなってきた」という経験が実績となり、それが自信となっているからです。
では、「今自分に自信を持てない人はどうしようもないのか」と思われるかもしれませんが心配はいりません。
今の自分がどんどん良くなっていると感じられれば、そこに自信も伴ってきます。
くよくよしない人になっていく道のりそのものが、未来を明るいものと感じさせてくれるのです。
どのような立場であっても、完成された自信というものはないので、今から自信を積み重ねていけば過ぎたことをくよくよ悩むことも少なくなります。
そして、それに伴って、明るい考え方も身に付いてくるのです。
くよくよ悩んでしまう原因
くよくよしてしまう根本の原因は、今現在の自分が置かれている立場相応の判断力がないところが原因になります。
例えば、仕事を始めたばかりの頃は、分からないことばかりで、上手くいかず、くよくよするケースが多くても、慣れてきて自信がつけば前向きに考えられるようになります。
しかし、昇進し部下を育てる立場になれば、また初めての経験に対して判断に迷い、悩みにとらわてしまうこともあるでしょう。
今の問題に対応できるだけの判断材料をもっていない、考える材料がないのに判断しようとするところに迷いも出てきます。
また、他の人から誤解を受けて、くやしさ、悲しさから落ち込んでしまう場合でも、自分の行動を客観的に見ることができるだけの判断が出来れば、くよくよすることもなくなってきます。
判断力をつけるには学びと経験が必要になります。
人生経験が豊富になるほどにくよくよしなくなるのは、ここが関係しているのです。
くよくよしない人になる4つの方法
くよくよしなくなるには、未来に希望が持てるか、今が満たされていると感じられるかのどちらかが必要です。
営業の仕事で例えると、
営業成績が思うように上がっていなくても、見込み客を見つける方法を知っていれば未来に希望は持てます。
また、仕事で行き詰っていても、温かい家族の存在があれば、それが支えとなってくれます。
未来に希望が見えるのは、自分が成長していくために何らかの学びを続けていることが前提としてあると言ってよく、今が満たされているとは、与えられているものに感謝できる自分がいると言ってよいでしょう。
くよくよしない人になるために、今に喜びを感じられ、成長していく自分を感じられる4つの方法をご紹介します。
1、笑顔を習慣にする
今喜びを感じている人のイメージとは、それは、笑顔の人ではないでしょうか。
笑顔でいると、幸せホルモンが分泌され幸福感が得られることが分かっていて、実際にポジティブな性格になっていきます。
落ち込んでいたり、楽しくない時であっても何か楽しい事を思い浮かべて笑顔をつくれば、本当に楽しくなってきます。
普段から、笑顔を心がけていれば、自然に、くよくよすることも少なくなってきます。
手軽にできる簡単な方法なので、試してみてください。
2、プラス言葉の力を使う
プラス言葉とは、前向きになれる言葉、元気になれる言葉です。
プラス言葉を使うのは、プラスのエネルギーを発しているのと同じなので、ポジティブになれる簡単な方法なのです。
- うれしい!
- 楽しい!
- ありがとう!
- 素晴らしい!
- なんとかなる
- しあわせ
- 感謝してます
このような言葉を習慣的に使えば、毎日が楽しくなってきます。
実際、文字を眺めているだけで楽しくなってきませんか?
くよくよを遠ざけてくれますよ。
3、一日を振り返る時間をとる
一日を振り返る時間をあえてつくるのは、そうでもしないと自分の心と向き合うことが出来ないからです。
心と向き合うことで、心の中が整理され、感情のコントロールもできるようになってきます。
心と向き合うといっても難しく考える必要はありません。
まずは、今日の出来事で、
- 嬉しかったこと
- 楽しかったこと
- 上手くいったこと
- 感謝できたこと
等をノートに書き出しすことから始めてみてください。
こうしたことが、普段の生活では気づけない満たされている自分の発見となり、今の自分に喜びを感じられるようになってくるのです。
また、悩みがあれば、それをノートに書き出してみるのもよいでしょう。
頭の中が整理され、それと共に心の中も整理され、心のざわつきをおさえることにつながります。
普段の生活では、私たちは不足しているものばかりに目がいってしまいがちです。
一日を振り返る時間をとり、心と向き合うことで、与えられているもの、受け取っているものに焦点があたり、それが幸福感となってくれます。
こうした幸福感がくよくよしてしまう自分を励ます力となってくれるのです。
4、読書で教養を身に付ける
幸福感を安定させるのは、成長していく自分を感じられることが大切です。
成長しいてくには、学び続ける必要があるでしょう。
学ぶことで物事の判断材料も増え、悩みの解決にも役立ちます。
学びの基本は読書が手軽で、大きな効果が得られるでしょう。
本を通して他の人の考え、体験に触れることで、自分の人生経験では学べない多くのものを得ることができます。
また、読書によって、仕事では上司の立場の人たちの考えを予習しておけば、自分がその立場になっても困ることが少なくなります。
こうした学びの積み重ねが自信となっていくのです。
くよくよしないでいられるちょっとしたコツ
くよくよ悩まなくなる、ある程度の自信がつくまでには時間がかかります。
それまでは、悩み続けてしまう状態から早く逃れたいものです。
いつまでも悩んでいると、どんどん深みにはまっていってしまいマイナスの思いが強化されてしまいます。
くよくよしないほうがいい理由は数多くあり
- 時間を無駄にしてしまう
- 今を楽しめない
- ネガティブを強化してしまう
などがありますが、悩みから抜けられない時にこうした理由をあげ、考え方を言い聞かせても、感情はコントロール出来ないという経験はされていると思います。
だからといって、考え方に効果がないわけではありませんが、まずは、マイナス思考から離れる必要があります。
ありがとうの言葉を唱える
くよくよしている時というのは、心の中が暗くなっている状態です。
暗さにとらわれてしまうと、ダメな自分を責めてしまい、余計に暗くなってしまうので、まずは心の中を明るさで満たす必要があります。
暗い心のまま解決しようとしても、アイデアは出てきません。
なんとかなると考えていれば、なんとかなるものです。
まずは、なんとかなると考えられるだけの明るさを取り戻す必要があるのです。
そのための方法として、「ありがとう」の言葉を唱えるのです。
「ありがとう」の言葉は感謝の気持ちを表すポジティブなエネルギーなので、唱えているうちに心の中に灯がともり、暗い思いが取り除かれていきます。
言葉に出せなくても心の中で唱え続けるだけでも大丈夫です。
その時少し口角を上げて、笑顔で唱えれば効果は倍増されます。
悩みの原因は変わらないとしても、心が明るくなれば悩むほどのことではないと思えるようになったり、解決策も浮かびやすくなってくるものです。
詳しくは、『「ありがとう」の言葉を唱えると人生が好転するすごい効果がある』 ご参照ください。
考え方の使い方
くよくよしないほうがいい理由を考え方として知っていても、こうした考え方というのは腑に落ちるまで分かったと思えていないと、感情を動かすことは出来ません。
それには、「確かにそのとおりだ!」と納得出来た経験が必要になるのです。
考えが効果を生むのは、しみじみと実感できた経験を通す必要があり、そこまでくると、感情をコントロールできる力となってきます。
ですから、色々な考え方を知っていることはとても大切ですが、まずは、気持ちを明るくする必要があり、そのための方法が「ありがとう」の言葉を唱えるということでした。
明るい心になり、確かに
- 時間を無駄にしてしまう
- 今を楽しめない
- ネガティブを強化してしまう
などの考えが確かだと思えた時にしっかり味わっておくと、次から効果を発揮してくれるようになるのです。
過ぎたことをくよくよ悩むのはもったいない
くよくよしているだけでは何も解決せず、時間がもったいないと悩んでいる方もいると思います。
悩んでいる暇があったら、「今出来ることに集中するか、何か勉強をしよう」というのは、意識を変える必要があると言っているのです。
マイナス感情のまま、「マイナス感情はいけない」という否定的な言葉を言い聞かせてしまう矛盾に気づく必要があります。
「ありがとう」の言葉を唱えたり、ポジティブな言葉の力を使い、心が明るくなれば、その時にしみじみと「くよくよしているだけでは何も解決せず、時間がもったいない」と思えるようになるのを忘れないようにしましょう。
くよくよしない思いになれる名言
最後にくよくよしない思いになれる名言をお届けします。
ひとつの悩みを克服した時にしみじみ味わえば、これらの言葉が自分の信念にまで高まり、力となってくれるでしょう。
まとめ
くよくよしてしまう
- 原因を理解して克服する方法。
- 暗い心をすぐに明るくする方法。
- 考え方の力の使い方
等をまとめてみました。
それは自分に自信をつけていく方法でもあります。
この記事があなたに自信を与えるものになりますように願っています。
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