「ツイてる」言霊が奇跡の言葉になるポイントはどこにあるのか

「ツイてる」という言霊を唱えると、ツイてる出来事がどんどんやってくると言われています。

この記事は私が「ツイてる」という言葉を一日1000回、三週間ほど唱えていた間に出てきたアイデアをまとめたものです。

記事のなかでは、ツイてる出来事には触れていませんが、この間、思わぬ臨時収入が入ったり、難しい仕事がスムーズに流れたりと、ツイてる出来事は数多くやってきました。

しかし、最大の奇跡はこの記事の内容が、ひらめきとして降りてきたことであると私は感じています。

ついてる言霊の奇跡とは

ツイてる言霊の奇跡とは、ツイてるという言葉をとにかく唱え続ければ、ツイてる出来事がたくさん起こるようになるというものです。

なぜそうなるのかというと、ツイてるという言葉には、その言葉特有の波長があり、発されたものと同じ波長の出来事を引き寄せるというように解釈されています。

落ち込んでいても、明るい言葉を使っていると、いつの間にか明るい気分になれるのも、言葉の持つ波長が自分の波長を変えてくれるからでしょう。

人は口ぐせ通りの人生を歩んでいるといわれているように、言葉には、良くも悪くも人生を牽引していく力があり、人生を変える力をもっています。

ツイてるという言霊は、早ければすぐにでも効果は表れ、今まで気づかなかったツイてる出来事に気づくようになります。

これを、今まで気にしてなかったことを意識するのだから、当たり前のことではないかと思われるかもしれません。

しかし実は、ツイてる言霊の奇跡はツイてる出来事にあるのではなく、ツイてると気づくところ、ツイてると思えるところにあるのです。

ツイてる言霊の奇跡はどこにある? 

ツイてると気づくところ、ツイてると思えるところに奇跡がある。出来事は結果でしかない。

どういう意味かというと、ツイてると思えるから、ツイてる出来事がやってくるというように、思いが先にあるのです。

もちろん結果を見てツイてると思えるところはありますが、結果で判断する「ツイてる」というのは、自分の都合のいい出来事でしかないはずです。

自分にとって都合が悪ければ、ツイてないという判断になってしまいます。

しかし、不思議なことに、「ツイてる、ツイてる」と口ずさんでいるうちに、今までツイてないと思っていた出来事の中にツイてる要素を見出せるようになったら、どうでしょう。

ツイてない出来事がツイてる出来事に変わってしまうという奇跡が表れるのです。

意識が変われば人生も変わってしまうのです。

ついてる言霊を奇跡の言葉にするには 

ツイてる言霊の奇跡はツイてると思えるところにあり、そう思えるところが重要になります。

周波数が合えばその周波数と同じ放送を受信できるように、運がいい、ツイてると思えている時は、ツイてる世界と繋がっているから、実感としてツイてると思えるのです。

ツイてると思える時はツイてる人になっているならば、ツイてると思える出来事に多く気づけるほどにツイてる、運がいいと思えるようになります。

運がいいと思えるようになると、発する言葉の中に込められている思いも変わってくる。

思いが変われば、語る言葉も変わり、それに伴ない行動も変わる。
結果として運命も変わってくるのです。

「大丈夫」という言葉を語っても、自信のある人とない人とでは言葉の力は変わってきます。

これが言霊の力であり、本人が意識していようがいまいが、ツイてる、運がよいとはどういうことなのかの理解が深まるほどに、自信を持って語れるようになり、これが言霊の力の差になるのです。

ツイてる言霊を一日1000回唱える効果

日常生活の中でツイてる出来事に気づくようになるためには、「ツイてる」「運がいい」ということに意識を向ける必要があります。

気持ちは込めなくてもいいから、お題目のように「ツイてる、ツイてる」と唱えることが無理に意識せずに意識を向ける方法になるので、一日1000回ほどを目安にして、しばらく唱えてみるのがよいでしょう。

1000回というのは、多くの人の体験から一日1000回位唱え続ければ効果があると実証されているものです。

「ツイてる」言霊を唱えている時に問題になるのは、言霊を唱えているのに、ツイてない出来事ばかり起こり、これをどう考えたら良いのかわからないなど、様々な考えが湧いてくるはずです。

また、物事は解釈次第だから、無理してポジティブな考えを思い込もうとして苦しくなったりするケースもあります。

ポジティブな発想は考えとして理解できても、納得できないときもあるでしょう。

言霊を唱え続ける、お題目のように唱え続けるというのは、雑念として湧いてくる言葉に惑わさせないようにするためであり、ある程度の雑念が出てしまえば落ち着いてきます。

雑念が取れると、今まで気づかなかったツイてる出来事が、ふと思い出されたり、ツイてないと思っていた出来事の中にツイてる要素を感じられるようになります。

このような気づきは自分が心から納得できるものであり、こうした経験が「ツイてる、運がいいとは?」に対する考えを深めてくれるのです。

「ツイてる」と唱えることで、ツイてる出来事に気づく感性が磨かれていくと共に、理解も深まっていくのです。

「ツイてる」言霊の意味

今まで気づかなかったツイてる出来事に気づけるようになると、当然、ツイてるという言葉の意味も変わってきます。

一般的には、「ついてる」という言葉は、幸運、ラッキーというように、運の良さに感謝している気持ちを素直に表している言葉です。

では、反対の言葉と思われているツイてないとは、どういう意味かというと、運が悪いとか、運がないなど、上手くいかないと感じられる時に使われる言葉になっています。

ツイてるのは幸運。

ツイてないのは不運。

私たちは単純に考えがちですが、出来事の意味が解釈次第で変わってくるといわれているように、ツイてない出来事の中に、ツイてる要素を見出せるようになると、幸、不幸の意味も変わってきます。

ツイてない出来事であっても、これだけで済んで良かったという考えもあるでしょう。

また、ツイてない出来事を通して成長していける。ピンチはチャンスだという考えもあります。

様々な解釈がありますが、いずれにしても、その解釈が心からそう思えるもので、前向きに考えられるようなものを自分なりに見つけたいものです。

「ツイてる、ツイてない」の本当の意味 

ツイてない出来事もポジティブに考えれば、ツイてる出来事になる。

逆に、ツイてる出来事であっても、調子に乗りすぎれば、嫌われてしまい、ツイてない出来事に変わる可能性もあります。

こうして見るとツイてる、ツイてないは、同じ出来事の表と裏のような関係にあり、2つに分けられるものではなくなります。

私たちが未来に向かって成長しているならば、

「ついてる」の意味は、進む方向は前であり、未来は明るい。

「ついてない」の意味は、困ったことは起こらない、なんとかなる。

となり、ある意味すべて同じ意味になるのではないでしょうか。

これは、原因と結果の法則から考えても理に適っていると思います

ツイてる言霊を唱えられない 

ツイてる言霊を唱え続けると、どうしても苦しくなってしまう人の場合、自分の運命を恨んでいないかどうか考えてみるのもいいでしょう。

ツイてる言霊を唱えるのは、運を良くするためなのに、唱えている言葉そのものを恨んでいては、苦しくなるのも仕方ありません。

こうした時こそ、「ツイてる」の別な意味である「困ったことは起こらない」「なんとかなる」という言葉に変えてみるのもよいでしょう。

言霊を唱え続けて、ツイてる出来事に気づき出し、積み重ねていくうちに、出来事の解釈も変わってくるので、運命を恨む気持ちも薄らいでくるはずです。

ツイてる言霊の力を強めるには

ツイてる、運がいいと思えるようになるには、日常生活のなかで、ツイてる要素を自分の中に見つけていき、ツイてると感じたときには、喜びの気持ちと感謝の気持ちを素直に表すのがよいでしょう。

それを見れば、働きかけている力も喜んでくれるはずです。

さらに、運を良くするための秘訣として、幸福三説(惜福・分福・植福)というものがあります。

惜福(せきふく) 

自らにやってきた福(運)を使い尽くさず、運がいいからといって自慢したり慢心しない。

分福(ぶんぷく) 

いい事があったら、独り占めにせず、他の人におすそ分けして、自分の喜びを他の人へと広げていく。

植福(しょくふく) 

植林のように、将来の人の幸せのために福を植え、分福の喜びを次の世代に繋げていく。

幸福の福は運と同じ意味と考えてよく、三説は運を良くするための3つの取り組み方と考えてよいでしょう

3つの取り組みを別な言葉で説明するならば、人の幸せを自分の幸せのように喜べる心境になるということであり、実際に運のいい人達は、人のお役に立てる喜びを知っている人達ばかりです。

何故、そうなのかは、すべての人に平等に働いている力は、すべての人の幸せを願っているのだから、同じ願いを持っている人を応援するのは当たり前なのでしょう。

まとめ 

「ツイてる言霊」の奇跡はツイてる出来事ではなく、ツイてると思えるところにあり、ツイてると思えるようになるには、出来事を通して運命とは何かを学んでいくしかありません。

運のいい人は出来事を通して、人生観を高めてきた人達ばかりです。

人生観を深めていくために、言霊を唱える必要はないと思われるかもしれませんが、言霊を唱え続ける行為が「ツイてる」ことに対して意識を向け続け、自問自答する働きになるので、人生観を深める方法の一つとして、とても優れたもになると思います。

また、このプロセスの中に奇跡のような力が働いている事実も忘れないようにしたいものです。

参考になれば幸いです。

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