嫌いな人の幸せを祈る効果はすごい!自分の幸せに繋げるための考え方とは何か
人の幸せを願うと自分も幸せになれるという話があるとしても、嫌いな人の幸せを祈るのは難しいはずです。
しかし、嫌いな人の幸せを祈る効果を知れば、考え方も変わってくるのではないでしょうか。
この記事では、嫌いな人の幸せを祈ると、なぜ自分も幸せになれるのかの解説をしました。
嫌いな人が少しでも少なくなればいいなと思っています。
目次
嫌いな人の幸せを祈る効果
嫌いな人の幸せを祈るなんて考えられないと思われるかもしれませんが、あえてその人の幸せを祈ってあげると、嫌いな人との関係が改善されていきます。
幸せを祈ると言っても、「〇〇さんが幸せになりますように」と心のなかでつぶやくだけでも大丈夫です。
気持ちを込めないほうが、変な感情が入らない分、効果もあがるので、よほど嫌ってないかぎり、嫌いな人であっても幸せを願うことは可能ではないかと思います。
嫌いな人の幸せを祈る効果としては、
- 嫌いな人が自分の周りからいなくなる
- 相手を理解できるようになる
というところがあげられます。
嫌いな人が自分の周りからいなくなる
嫌いな人の幸せを願うことで、その人が自分の前から消えていくというのは、物理的な関りがなくなる場合と嫌いな人が気にならなくなる場合があります。
物理的な関わりがなくなるのは、職場では、相手が異動したり退職して関わりがなくなることなどであり、体験されている人も多くいます。
また、嫌なお客の場合は、いつしか来なくなっていることに気づくでしょう。
嫌いな人が気にならなくなる場合は、物理的にいなくなるわけではありませんが、嫌いな人がいなくなっているのは確かです。
相手を理解できるようになる
嫌いな人の幸せを祈る効果として、相手を理解できるようになるところがあります。
実際は、相手を理解できるから、嫌いな人ではなくなるのですが、理解しようとする気持ちを妨げているものを取り去るために、嫌いな人の幸せを祈るという方法が効果的になるのです。
厳密にいえば、「相手を理解できる」までいかなくても、「相手の存在を否定する思い」が無くなれば、嫌いな人ではなくなり、自分の周りから消えてしまうこともあるでしょう。
自分の心の中で、相手の存在を「存在として受け入れる」ことで環境も変わってくるのです。
もちろん、相手を理解できるようになれば、嫌いな人の良い面が見えるようになってきます。
心から思えなくても、嫌いな人の幸せを口にしようとするのは、自分の中に「嫌いだという否定する想いは持っていたくない」という気持ちの表れであり、相手を受け入れようとする思いと繋がっているのです。
嫌いな人を引き寄せてしまう本当の理由
なぜ嫌いな人なのかというと、
- 威張っている。
- 自分のことしか考えていない。
- 平気で嘘をつく
など、様々な理由が挙げられるでしょうが、嫌いな相手の中に何を見ているのかというと、実際は、自分の心の中にある認めたくない自分の姿を見ているのです。
- 威張っている人は最低だ。
- 自分のことしか考えていない人は許せない。
- 平気で嘘をつくような人間は信じられない。
というような思いを持っていて、そんな自分であったならば、他の人から認めてもらえないどころか、否定されてしまうと思っているところがあるのです。
自分を嫌っている波長と相手の波長が通じ合い、引き寄せていると言うこともできますが、それは法則の働きとしての作用でしかありません。
引き寄せの法則の狙いはどこにあるかといえば、引き寄せられた出来事を通して、自分にとって大切な何かに気づけということだと考えられるのです。
ですから、嫌いな人の幸せを祈って嫌いな人がどこかへ行ってしまえばそれでいいというだけでは済まないところがあるのです。
嫌いな人の幸せ祈る理由はなんですか
嫌いな人の幸せを祈り、嫌いな人がどこかへ行ってしまえばいいというのは、その出来事としては解決しているかもしれません。
しかし、自分の心の中に、嫌いな人を否定している想いが残っているならば、いずれ、別なかたちで嫌いな人を引き寄せてしまう可能性があります。
嫌いな人の幸せを祈る効果として、相手を理解できるようになるということを挙げていますが、理解できなくても、否定する想いは取り除いておきたいものです。
否定する想いは、相手の可能性だけでなく、自分の可能性も閉ざしてしまいます。
それが自分の成長を妨げているので、その想いを解放させるために、嫌いな人を引き寄せているところがあるのです。
嫌な人がいなくなればいいだけでは、そこに学びはありませんが、嫌な人の中に何か良い面を見いだすことは、自分の中に新たな良い面を見いだすことになり、それが自分の成長に繋がっていくのです。
嫌うほどに引き寄せてしまう
嫌うほどに引き寄せてしまうというのは、嫌いだ嫌だと逃げれば逃げるほどに追いかけてくるところがあり、それが、引き寄せているようにも見えるのです。
この世界は自分の心の中が投影されている世界だといわれています。
嫌いだと思えば思うほどにその姿は映し出されてしまうのです。
自分の心の中の世界が展開されているならば、それを変えられるのは自分しかいません。
嫌いだというところに向いている意識を変える必要があるのですが、嫌いな人の幸せを祈る言葉を唱えることが、ポジティブな方向へ意識を変える方法になるのです。
嫌いな人を無理に好きになることはできないので、気持ちは込めない方がよく、お題目のように唱えているうちに意識も変わってくるでしょう。
嫌いな人の幸せを祈ることが自分の幸せにつながる
鏡の法則というものがあります。
私たちの目の前に展開している世界は、自分の心の中を映し出す鏡であるというものです。
私たちが自分の姿を見るには鏡が必要ですが、鏡だけでは形としての姿は分かっても、自分の心の中の姿まではよくわかりません。
同じように、自分の心の中の姿を見るために、他の人の存在があるとしても、表面的に見ているだけでは本当の姿はわからないのです。
他の人の姿は、自分なりのフィルターを通して見ているので、嫌いな人が気にならなくなるには、自分の中にある否定的なフィルターを取り除く必要があります。
嫌いだという大きな原因は、相手を理解できないというところにあります。
理解出来ないというよりも、理解したくないと言ったほうがよく、それが否定的な思い、認めたくないという思いになっているのです。
認めたくないという思いは、自分がエネルギーを向けて創り出している想いであることに気づく必要があります。
自分の心の中の世界が展開されて、それを変えられるのは自分だけであるならば、否定的な想いを肯定的なものに変えていくしかないのです。
気持ちは込められなくても、相手の幸せを祈ってみようと思うこと自体は肯定的な想いでもあります。
そうした肯定的な想いが、自分の幸せにつながっていくのです。
鏡の法則とは何かの詳しい解説は
まとめ
嫌いな人と関わるのは無駄なことであると考えてしまうかもしれませんが、「人生に無駄なことは何もない」というのは、昔から数多くの人たちが口にしてきた言葉です。
嫌いな人の幸せを願うと相手がいなくなるとしても、ただ自分の前からいなくなるだけでなく、何らかの学びの機会にできれば、そこに大きな喜びが生まれてきます。
長い間持ち続けてきた想いを無理に切り替えることはできなくても、ただ相手の幸せを祈る言葉を心の中で唱え続けていれば、否定的な想いも薄れていきます。
嫌いな人との接点が大きいほどに大きな課題があるとしても、自分の心の反映である以上、「自分に解決できない問題などない」といわれているように、簡単に解決できなくても、理解できた分だけ大きな成長と喜びがあるはずです。
機会があれば試してみてください。
関連記事