ポジティブに生きるための大切な7つの方法

ポジティブに生きる良さは、なんといっても世の中が美しく見えることです。だからこそ、多くの人がポジティブになりたいと願うのでしょう。

この記事では、ポジティブに生きたいけれども具体的な方法が分からない人、ポジティブになって明るく前向きに生きたいと願っている人に、ポジティブに生きるための7つの方法をご紹介させていただきます。

ポジティブに生きるための7つの方法

あなたの今の物事の見方は習慣によって作られてきたものです。
同じように、物事の良い面を見るポジティブな生き方も習慣によってつくることができます。

その習慣を変える方法とは、先に結論をお伝えすると、

  1. 笑顔を習慣にする
  2. 健康生活を心がける
  3. 貯金を習慣にする
  4. 感謝を習慣にする
  5. プラス言葉を使う
  6. 仕事の楽しみを見出す
  7. 穏やかな時間をつくる

7つです。

これから1つずつ詳しく解説していきます。

1、笑顔を習慣にする

ポジティブな人のイメージは、まず笑顔ではないでしょうか。

笑顔でいると、幸せホルモンが分泌され幸福感が得られることが分かっていて、実際にポジティブな性格になっていきます。

笑顔の素敵な人は好感を持たれ、接する人を明るい気分にさせるので、人間関係も良好になり、さらにポジティブになっていくのです。

アメリカの心理学者、ウイリアム・ジェームスの言葉に

「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ。」
という言葉があるように、

落ち込んでいたり、楽しくない時であっても何か楽しい事を思い浮かべて笑顔をつくれば、本当に楽しくなってきます。

笑顔が苦手な人であっても、一人でいる時に顔の表情を思いっきり動かして笑うようにしていれば、自然に笑顔が出せるようになるので試してみて下さい。

笑顔は武器です。
自分の心を明るくし、人の心を開く力にもなります。

ポジティブに生きるには、まずは簡単にできる「笑顔」から始めましょう。

2、健康生活を心がける

心と体は相互に影響しあっています。

元気であれば、ポジティブで強気になれ、体が弱ってくると、ネガティブで弱気になるのは、皆さん経験されていることでしょう。

健康生活の基本は「食事」「運動」「睡眠」の3つです。

規則正しい食生活

食事では、月並みですが、食べすぎない、栄養バランス、規則正しく食べることが大切になります。

健康志向の影響で多くの情報が流れていますが、神経質になり過ぎず腹八分を心がけるのがよいでしょう。

また、早食いは消化器に負担をかけるだけでなく、満腹感を感じる前に食べ過ぎてしまい肥満の原因になります。

早食いはせっかちな性格の現れかもしれません。
ゆっくり噛むことは、ゆとりあるポジティブな姿といえるでしょう。

定期的な運動

運動は心がけていないとできないものです。

運動をすると、快楽をもたらす化学物質が放出され、モチベーションを上げてくれる効果が期待できます。

日常生活の中で、無理なく継続してできる運動をみつけ、習慣化してしまいたいものです。

運動の中に、筋トレを取り入れるのも効果的です。
筋肉は力の象徴であり、筋肉の増加とともに自信もついて前向きに考えられるようになってきます。

運動の目安としては、週2回、30分以上の少し息がはずむくらいの運動をするのがよいでしょう。

睡眠で疲労回復

疲れがたまると、元気がなくなるのは仕方ありません。

睡眠には心身の疲労を回復させる働きがあり、個人差はあるにしても必要な睡眠時間は6~8時間といわれています。

睡眠は時間だけでなく、質も大切です。
適度な運動習慣で睡眠の質はよくなります。

また、よく眠れるのは、とても幸せなことであると感謝しましょう。

3、貯金を習慣にする

「若いうちは貯金するより、経験にお金を使ったほうがよい」という人たちもいますが、これは「貯金しなくてもよい」のではなく、将来の不安のために、貯めることばかり考えるのは良くないと捉えたほうがよいでしょう。

できるなら、毎月収入の中から10%の貯金を続けることをおすすめします。

この10%は初めからなかったものとして、貯金にまわし、残りは好きなように使えばよいのです。

ある程度の蓄えは、心の余裕になります。
その余裕がポジティブな気持ちをさらに支えてくれるのです。

4、 感謝を習慣にする

感謝をすると、「幸福感が高まりポジティブになれる」という研究結果が出ています。
これは、感謝とは物事の良い面をみる行為だから、ポジティブそのものだからでしょう。

「感謝が深まれば深まるほどに、幸福感も深まる」という松下幸之助さんの名言がありますが、感謝を習慣にすると、ポジティブに生きれるように自然になってきます。

逆に、ネガティブな時は感謝を忘れていることを覚えておきましょう。

5、プラス言葉をつかう

プラス言葉とは、前向きになれる言葉、元気になれる言葉です。

プラス言葉を使うのは、プラスのエネルギーを発しているのと同じことなので、簡単にポジティブになれる方法なのです。

  • うれしい!
  • 楽しい! 
  • ありがとう!
  • 素晴らしい!
  • なんとかなる
  • しあわせ
  • 感謝してます

このような言葉を使うのが習慣になれば、日々を楽しむことができるようになります。

プラス言葉とは思われにくいのですが、素直に謝る「ごめんなさい」という言葉は、相手との関係を良くしたいという積極的なプラス言葉として使えます。

プラス言葉は自分にとってしっくりくるものがよいので、口に出して前向きになれる言葉を探すのがよいでしょう。

6、仕事に楽しみを見出す

一日の時間の多くを占めている仕事が辛ければ、ポジティブに生きることは難しくなります。

仕事以外のところで楽しみをみつけても、辛い仕事が待っていると思うと、憂鬱になるのも避けられません。

仕事と趣味の違いについて、「幸福論」の著者であるカール・ヒルティは「一生懸命やっていると面白くなるのが仕事で、やっているうちに飽きてくるのが趣味である」と言っています。

仕事は上手くいっている時は楽しく、好きな仕事であっても上手くいかないときは憂鬱になったり、辛くもなるものです。

幸福優位性という理論があり、成功するから幸せになるのではなく、幸せだから成功することは実証されています。

楽しく幸せな気分で取り組めば、仕事も上手くいきやすくなります。
ポジティブに生きようと思っているなら、ここが試しどころです。

まずは、笑顔からはじめ、プラス言葉を使うのがよいでしょう。

また、デスクの上に見るだけで嬉しくなる家族の写真などを置いて、時々眺めるだけでモチベーションが上がることも分かっています。

お気に入りのアクセサリーを身につけたり、ちょっと高級なネクタイ、ペンなどを使うなどして、仕事が楽しくできるよう工夫してみるとよいでしょう。

今やっている仕事に楽しみを見出す。
それが新たな仕事との出会いに繋がっていくのです。

7、穏やかな時間をつくる

私たちの日常生活は時間に追われ忙しく、仕事では常に結果が求められています。

結果を求めるのはポジティブで良い面もありますが、いつしか私たちは、結果を得ることで幸福になれると考えるようになってしまったようです。

それは、心が穏やかであることの幸福感を忘れてしまった姿なのかもしれません。

結果を強く求める気持ちは「焦り」となって現れます。

焦ると余裕がなくなり、失敗の原因になります。

穏やかさは余裕がなければできません。

1人静かな時間を過ごすことで
結果を得なくても幸福になれるとに気付けると、不思議ですが、今まで以上に結果が得やすくなるのが確認されています。

結果に囚われなくなると、逆に結果が得やすくなるのです。

ポジティブに生きるための2つの注意点

ポジティブすぎる人が苦手だという人はいます。

例えば、落ち込んでいる時に励ましてくれる気持ちは嬉しいけれど、
もう少し、「分かってほしい」という気持ちはあるものです。

ポジティブに生きるとは、表面的にみえるところだけではわかりません。

ポジティブに生きるための注意点

  1. 「ねばならない」をやめる
  2. 不平不満を言わない

 の2点を解説します。

1、「ねばならない」をやめる

「ポジティブでなければならない」という考え方はやめましょう。

プラス言葉を使うことでポジティブになれる効果はあるとしても、プラス言葉を使わなければいけないという「ねばならない」でするものではありません。

「ねばならない」・・・

  • マイナス言葉を言ってはいけない
  • 弱気になってはいけない

これらは出来ない自分や人を責める材料になってしまいます。

また、ねばならないのだから、それ以外の可能性を失う残念な結果になってしまうのです。

マイナスの言葉は口にしないとしてもマイナスの存在は知っている必要があります。
口にしないイコールないもの、見ないものとするわけではありません。

例えば、どんなに良い商品でも欠点はあります。

  • 性能はいいけど重たい。
  • デザインはいいけど壊れやすい。

これらのマイナス面は
より良い商品にするための課題として取り組む問題を教えてくれます。

マイナス面を気にしすぎて、プラス面がなくなってはいけませんが、マイナス面を気にしないのも問題です。

ネガティブを無視したポジティブは単に気分に酔っているだけになってしまいます。
ネガティブをポジティブに変えなければ、本当のポジティブにはなれないのです。

「ねばならない」はポジティブの可能性をなくしてしまうことを覚えておきましょう。

2、不平不満を言わない

普段、自分が文句や愚痴などの不平不満をどれくらい口に出しているか分かっているでしょうか。

  • 車を運転していれば、前の車に対して、「早く行ってよ!」
  • エレベーターのタイミングが悪ければ、「ちぇっ!」
  • レジで前にいる人が小銭をゆっくり出していれば・・・

ちょっとしたところで、誰もが言葉に出さないとしても不平不満を発しています。
ポジティブで前向きな自分の行動にブレーキをかけられるようで、気分が悪くなるのかもしれません。

人との関わりあいのなかでは、口に出すことはあまりないかもしれませんが、心の中の不平不満を意識しだすと、その多さに驚かされます。

今まで、自分はポジティブだと思っていたが、とてもポジティブとはいえないと感じますが、謙虚な気持ちにさせられるいい機会なので、確認してみるとよいでしょう。

まとめ

ポジティブに生きるための方法として

  • 笑顔を習慣にする
  • 健康生活を心がける
  • 貯金を習慣にする
  • 感謝を習慣にする
  • プラス言葉をつかう
  • 仕事に楽しみを見出す
  • 穏やかな時間をつくる

ポジティブに生きるための注意点として

  • 「ねばならない」をやめる
  • 不平不満を言わない

という話をしました。

簡単にできるところから、
ポジティブに生きる方法を実践してみましょう。

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