覚悟を決めると人生が開ける!覚悟を決める秘訣とは
覚悟が決まらない時、私たちは迷いの中にあり、心の針は、あちこちに振れている状態になっているといってよいでしょう。
覚悟を決めると、方位磁石の針が北に向いてブレないようになり、私たちは迷うことなく歩んでいくことができます。
この記事では、覚悟を決める勇気が人生を変えるということで、実際に自分にどのような変化が起こるのか。
また、覚悟を決める秘訣についてまとめてみました。
目次
覚悟を決めると人生が開ける
覚悟を決める時というのは
- 進学、就職、転職、結婚など、人生の中で重要な選択を迫られた時。
- 困難や逆境に直面した時。
- 目標や夢を追い求める時。
などがあげられますが、今後の自分の人生を左右してしまう恐れのある大切な決断をする時でもあり、人生が大きく開けていく可能性もあります。
その理由としては、
- 進むべき道が明らかになる
- 自主性が養われる
という点があげられます。
進むべき道が明らかになる
覚悟を決めると人生が開けていく理由の第一は、決断をすることで進む道が明らかになり、迷うことなく歩んでいくことが出来るようになるからです。
あれこれ迷っているうちは、努力していても、やみくもに飛び回るだけになり疲れてしまいます。
こうした時期も必要ですが、いつまでも覚悟を決めないでいると、忙しさに流されるだけの人生になってしまうでしょう。
自主性が養われる
覚悟を決め決断するのは、自らするものと、仕方なくするものという2種類のものがあります。
誰もが変化を求めているわけではなく、できるならば今まで通りに過ごしたいと思っている人もいるはずです。
例えば、学生から社会人になるような場合には、嫌でも変化を受け入れなければなりませんが、仕方なく受け入れるならば、自主性が養われることはありません。
しかし、自ら変化を求め新たな一歩を踏み出す覚悟をすれば、それとともに自主性も養われるようになってくるのは当然のことです。
覚悟を決めるスピリチュアル的な意味とは
覚悟を決めることは、スピリチュアル的にはとても大きな意味があります。
それは、
- 自由と責任の意味を知る
- 人生の目的と使命に気づく
という2点です。
自由と責任の意味を知る
覚悟を決めるには勇気がいります。
それは、自分で決断するからには人のせいにできなくなるからです。
自由が個人の権利であるとしても、他の人に影響を及ぼす意思決定には責任が伴うので、自分さえよければという覚悟は、良心がある以上、出来るものではありません。
だから、覚悟を決める際には、自由と責任とは何かを考えざるを得なくなり、身勝手な自由を求めることが減ってくるようになるのです。
人生の目的と使命に気づく
覚悟を決め決断することで、自分の進むべき道が明らかになります。
覚悟が決まるまでには、自分はどのような人生を歩みたいのか?と、自分自身に問いかけるというプロセスがあるはずです。
そのプロセスのなかで、自分の価値観や信念、感情などに気づき、それらと対話し理解を深めることで、人生観も深まってきます。
人生の目的と使命というと、大げさに思われるかもしれませんが、自分なりの生き方が明らかになってくるのは間違いありません。
覚悟を決める秘訣
覚悟を決めるには、目標を明確にし、どんなリスクがあるのかを明らかにする必要があるので、
- 自分と向きあう
- 恐れている自分を受け入れる
- リスクを背負う覚悟
- 不安はなくならないもの
という4点が大切になります。
自分と向き合う
覚悟を決めるには、まず、自分自身と向き合い、自分は何を大切にし、どういった人生を歩みたいのかを明確にする必要があります。
自分の価値観、人生観に合った目標であるから覚悟できるのであって、人の意見に流されたまま覚悟を決めてしまえば、後で後悔することになるでしょう。
ですから、静かに自分と向き合う時間をとり、
- 本当は自分は何をしたいのか
- どんなリスクがあるのか
- 何を恐れているのか
を明らかにする必要があるのです。
できれば、ノートに書き出して深めていくのがよいでしょう。
恐れている自分を受け入れる
簡単にできることであるなら、覚悟などいりません。
覚悟が決められないのは、恐れがあるからです。
だから、覚悟を決めるには、どうしても恐れと向き合う必要がでてきます。
恐れと向き合うのが怖いのは、恐れを感じることを恐れているところがあるからです。
しかし、自分と向き合うなかで感じる恐れは、現実のものではなく、心の中にある、過去に感じた恐怖の記憶であり、それが浮かび上がってきているという、ある種の幻影でもあるのです。
恐れは誰の心の中にもあるものですが、「恐れてはいけないと」と無理に思い込もうとすると余計に恐れを強めてしまうという性質をもっているので、まずは恐れている自分を否定しないことが大切になります。
心のなかにある恐れは、味わってしまえば解放されていくところがあります。
恐れは自分の考えの反応であり、自分自身ではありません。
恐れという反応が解放されていくところを眺めるように意識していれば、いつしか恐れは過ぎ去っていきます。
落ち着かない場合には、恐れを感じている体の場所(みぞおち、お腹など)に手を当てて、「大丈夫だよ」と優しく声をかけてあげるのも効果的です。
恐れる気持ちが落ち着き、ようやく恐れと向きあえるようになるのです。
リスクを背負う覚悟
成功には失敗がつきものであるといわれているように、希望の裏には、恐れや不安がつきまといます。
リスクがなければ、覚悟など必要ありません。
覚悟を決めるとは、リスクを背負う覚悟を決めるということでもあるのです。
しかし、あまりにも大きなリスクであれば、余程の情熱がなければ、覚悟を決めることはできません。
また、リスクが明らかになっていなければ、不安という影に脅かされるだけになってしまいます。
自分と向き合う時間の中で、リスクを考えた時に出てくる恐れと向きあい、恐れが薄らいでくれば、リスクに対する冷静な判断ができるようになり、覚悟を決めることもできるようになるでしょう。
不安はなくならないもの
希望という光に向かって歩んでいる時、不安を感じていないとしても、自分の後ろには自分の影ができます。
不安とは、このような影のようなものなのかもしれません。
影が気になり、後ろばかりを気にしていては前に進めなくなります。
無理して進んでも、前を見ていないので、進む方向がズレていってしまうでしょう。
リスクを背負う覚悟ができていれば、時折後ろを見て影があることに気づいても気になりません。
しかし、リスクを背負う覚悟がない場合には、不安などないとして考えないふりをしているだけになるので、不安な状況が表れるとすぐに落ち着いていられなくなってしまいます。
ポジティブになるのはよいとしても、恐れや不安を見ないふりをしているだけでは、本当の覚悟はできないでしょう。
まとめ
覚悟を決めると人生が開けるということで、覚悟を決めると自分にどういう変化が起こるのか紹介してきました。
覚悟を決めるほどの決断には、必ず恐れがつきまといます。
しかし、私たちは恐れという感情に囚われ過ぎているかもしれません。
恐れから逃れようとして、いくら速く走っても、影が自分についてくるように、逃れようとすればするほどに疲れてしまい、恐れも大きくなってしまうことを忘れないようにしたいものです。
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